17日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、16日未明に出された津波警報について特集。MCの坂上忍(54)の言動に疑問の声が集まっている。
全国8県、55市町村の約23万人に出された避難指示。15日に発生したトンガ沖火山噴火によるもので、気象庁は会見で、「通常の津波ではなく、メカニズムが分かっていない別の現象が起きた」と説明。しかし、「防災上の観点から津波警報、注意報の仕組みを使って防災対応を呼びかけている」とした。
現在、千葉県の内房で海に近い地域に住んでいることで知られている坂上だが、この警報について、「(16日の)朝、テレビつけたら不思議なもので、空気が違うなっていうの分かるわけ。それではじめて(警報を)知った」と告白。その上で、「今回結構そういう人が多かったみたい」と言い、番組では夜中に出た警報のため、翌日に初めて警報を知ったというSNSの声を紹介した。
坂上によると、自身の住んでいる地域には警報が出されなかったというものの、「すぐそこのところには出てたんで、そこらへん複雑な気持ちになってしまった」と告白。「そこらへんが、受け止め側としては『え?』っていうのがあったと思う」と明かしていた。
しかし、この坂上の発言にネット上からは、「なにが言いたいの?」「住んでるところが安全なら警報出す必要ないでしょ」「気付かないのは自分の責任だろ。なんか国が悪いみたいな雰囲気にしたそう」といった疑問の声が集まっていた。
「坂上は、津波という一大事に自身のスマホに警報が届かず、目覚めることができなかったことに対してぼやいていましたが、警報が届かなかったのは住んでいる地域に警報や注意報を出す必要がなかったため。坂上の『複雑な気持ち』『、受け止め側としてはえ? っていうのがあった』といった遠まわしの苦言に視聴者からは疑問が集まってしまいました」(芸能ライター)
海に近い家だからこそ不安な気持ちになってしまったのかも知れないが、多くの視聴者が坂上の発言を無用な批判と捉えてしまったようだ。