12月6日放送の『バイキングMORE』（フジテレビ系）で、フリーアナウンサーの高橋真麻（40）が、裏金要求疑惑の星野伊佐夫新潟県議（82）を擁護する場面があり、ネット上で疑問の声を集めている。
自民党の泉田裕彦衆院議員（59）が10月の衆議院選挙で裏金を要求されたと告発したことに端を発するこの問題。泉田議員は3日に裏金を要求された際のものと見られる音声データも公開。星野氏とされる男性の声で「とにかく必要経費を早くまこう」「これ2000万や3000万出すのにもったいながったら人生終わるよ」などとアドバイスする様子が収められていた。
一方の星野氏は裏金ではなく政党支部での活動費について話したと主張したり、音声のやりとりは改ざんされたものだと告発を否定している。
この話題について話を振られた真麻は、「音声データを初めて聞いた時に、やっぱり政治ってこういう世界なんだって思って」と苦笑い。また、金子恵美元衆議院議員（43）も裏金を要求されたことを『サンデー・ジャポン』（TBS系）などで暴露していることに触れ、「結構行われているのかなって思って」と自身の印象を明かした。
しかし、星野氏については、「駄目は駄目なんですけど、星野さんって自分の私腹を肥やそうと思って『裏金』って言ったわけじゃないのに」と、星野氏自身が泉田議員に金銭を要求したわけではないことを指摘。「駄目は駄目なんだけど、気の毒っちゃ気の毒なところもあるんだななんて思いながら」と明かしていた。
この発言にネット上からは、「法的に正しいことじゃないのに気の毒はおかしい」「結果的には裏金なんだから同情できないでしょ」「そんなこと言っているから政治と金の問題がなくならない」という声が集まっていた。
「真麻のこの発言にMCの坂上忍（54）も『ただ、私腹ではないけれど、泉田さんが当選したことによって権力、実権を星野さんが握った場合は、そこに必ず利権は発生するわけだから』と指摘。これに真麻は納得していましたが、坂上の指摘は多くの人も思っていること。あたかも泉田議員を当選させたいという親切心から裏金を要求したと思っているかのような真麻の言葉に多くの人が呆れてしまったようです」（芸能ライター）
真麻の同情は、ほとんどの人の共感を得ることはできなかったようだ。
