9月15日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、坂上忍(54)が麻生太郎財務大臣(80)に噛みつく場面があった。
番組では、麻生大臣が緊急事態宣言下の行動制限緩和の基本方針について「これちょっとよく知らないけれども、医者は結構反対なんでしょ」と発言したことを取り上げ、愛知医科大学病院感染症科・三鴨廣繁教授が「議論することは大切」としつつ「麻生大臣の言っていることはわかりますけど、すべての医者が言っているわけではない。そこは政治決断をしてもらわないといけないと思っています」と解説。
これに坂上は「三鴨さん、ちょっと物分かりがいいなぁ」と腑に落ちない様子で、今月7日に麻生大臣が「コロナは曲がりなりにも収束した」と発言したことを引き合いに出し、「まぁ、すぐに釈明なのか言い訳してましたけど。総裁選でもキーパーソン的な存在になってるんだけど、もういい加減、この人のキャラだから許すとかそういう風潮やめて、黙っててもらえないかな」、と厳しく非難した。
続けて坂上は「失礼だよ、ちょっとこの人」とイラつきを露わにしていたが、視聴者からは「黙っててもらいたいのは、キミ」「麻生さん失礼だから黙っててくんねぇかなあって。坂上忍ブーメラン芸 炸裂回だったな」「麻生さん黙ってて欲しいと言った、坂上忍が黙ってて欲しいな、俺は」とった指摘が多くあがっている。
「麻生大臣のこうした発言は今に始まったことではなく、コロナ以外のことでも“麻生節”が注目を集めることがしばしば。そのため、先週8日放送の同番組では、麻生氏の『コロナ収束』発言について、おぎやはぎ・小木博明(49)が『こういう方だから、しょうがない』『みんなからおかしいなと言われているけども、学習しない人ですから』と“キャラ”を理由に諦めムードを漂わせていました。しかし“パワハラ”まがいの言動をしたり、やる気のない態度で司会をしていてもある意味“キャラ”として許されている坂上忍が『キャラだから許すとかそういう風潮やめて、黙っててもらえないかな』と発言したことには、『私の中では坂上忍と麻生太郎同類です』『お前が言うなって感じ』と皮肉る声が集まっていました」(芸能ライター)
自分の行動を顧みず、他者を批判する坂上に失笑した視聴者は多かったようだ。