7月5日放送の『バイキングMORE』（フジテレビ系）での、MC坂上忍（54）の子育てに関する“ある発言”に視聴者からの批判が集まっている。
問題となっているのは、フリーアナウンサーの小川彩佳（36）の離婚について取り上げている際の一幕。事の発端となったのは今年2月、小川アナの当時の夫で実業家の豊田剛一郎氏（37）の不倫が報じられたこと。豊田氏は不倫騒動後、医療系ベンチャーの代表取締役を辞任している。
この不倫騒動に対し坂上は、「やっぱり産後っていうのはどうなの？っていう声は当然多いですよね」と批判的なスタンスに。一方、小川アナが『NEWS23』（TBS系）の仕事のため、夜の育児の多くを豊田氏が担当しており、小川アナがインタビューの中でその役割分担に満足していた様子が紹介されると、坂上は「これってさ、どうなの？」と疑問を呈した。
坂上は、「奥さん（小川アナ）はこうやって捉えていたとしても、旦那（豊田氏）の方も果たして同じような感覚で捉えていたのか？」と指摘。「いまどきは旦那の方も育児参加しなきゃいけないっていう、するのが当たり前になってきてるけど、俺はもう、人それぞれだと思ってて」と持論を展開し、「参加しない方がいい男なんて腐るほどいるからね。邪魔だけな人って！」と話していた。
また、「そこらへんは意識の差っていうのはどうなんですかね。奥さんは『上手いこといってるな』と思ってるけど、旦那さんの方は負担に思ってるってあるんじゃないですか？」と話していた。
しかし、この発言に対し視聴者からは、「自分の子どもでしょ？参加とか負担ってなに？」「自分の子供の世話するのは当然で、参加もなにもない」「育児に参加しない男の皺寄せがどこに来ると思ってるの？」という批判が集まっている。
「坂上は『参加』という言葉を使っていましたが、いまは父親も主体的に子育てをするのが当然の時代。また、『参加しない方がいい男なんて腐るほどいる』とも話していましたが、父親が育児をしなければ、代わりに増えるのは母親の負担。不倫問題に夫側の子育て負担を持ち出すこと自体、ナンセンスだという指摘もありました」（芸能ライター）
共働き家庭が多いいま、子育てを協力し合うのは当然のこと。坂上のズレた発言に疑問の声が集まっていた。
