4月20日放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で、お笑いコンビ・かまいたちの濱家隆一(37)が、第7世代芸人を貶める場面があった。
この日は「実は相方が答えてました 芸人お悩み相談」の第3弾を放送。自分が抱える悩みを先輩だと思って相談したら、実は相方が回答していたというドッキリ企画。さらに、その相方たちも、後輩からの悩み相談だと聞かされており、コンビ双方を引っ掛けるWドッキリとなっていた。
かまいたちは山内健司(40)が悩み相談し、濱家がそれに対し厳しく答えるというのがお決まりパターンとなっていたが、そんな中、問題となっているのは、山内による「最近、メインの仕事なども任されるようになってきた。いつから自分は売れたなと思っていいのか?」という相談だった。
これに、後輩からの相談だと思っている濱家は「ダサい質問」とバッサリ。続けて「多分『自分は売れたな』と思うことはないんちゃうかな? 今、一線で活躍してる人で売れたと安心してる人はいないと思う」と、まっとうな回答をしていたが、最後には「こんな質問出る時点でこの芸人ヤバい。第7世代的な発想。どうぞ、売れたと思って安心しといてください」とつづられていた。
この厳しすぎる回答にスタジオは騒然。また、この日出演していた第7世代のハナコやぺこぱも困惑していたが、発言の真意について聞かれた濱家は「ガツガツしないのを良しとする、僕らとはまた違う発想の芸人さん」と、あくまでもいい悪いではないことをアピールしていた。
しかしこの発言に山内は「でも第7世代の人はみんな『売れた』って思ってるでしょってことじゃないの? 安心してるのが第7世代ってことでしょ?」と詰めると、濱家はなぜか真顔に。さらに、お笑いコンビ・ぺこぱの松陰寺太勇(37)が「純粋な疑問をぶつけただけなのに……新しいハラスメント作ろうとしてません?」と指摘すると、濱家は真顔から若干悲しそうな顔を作り、結局そのままなぜか“攻められて可哀想な濱家”のキャラでこの場を乗り切っていた。
しかし、第7世代ディスに視聴者からは、「第7は天狗になってるという発想もまた天狗」「すごい下に見てるけど何様?」「なんで関係ないところでほかの芸人貶めるの?」という声が集まっていた。
「かまいたちといえば、下積み時代が長い一方で、ブレイクは第7世代の台頭とほぼ同じ。共演の機会もかなり多く、“第7世代”ブランドに苦しめられたひとりと思われます。しかし、さりげなく言葉の端で他の芸人を貶めるような発言に、視聴者もドン引きしてしまったようです」(芸能ライター)
思わぬところで濱家の本音が出てしまったようだ。