2月8日放送の『スッキリ』（日本テレビ系）では、堀越高校の“男女交際禁止”の校則を特集。この時代遅れの校則に、ネット上では賛否の声があがっている。
番組では、2019年に同校に在籍していた女生徒が“男女交際禁止”の校則を破ったために自主退学を迫られたとし、経済的・精神的損害を受けたとして損害賠償約370万円の訴訟を起こしていることを取り上げた。
学校説明会などで事前に校則の説明はあったというが、破ったあとの罰則についての説明はなかったという。これにMCを務める極楽とんぼ・加藤浩次（51）は「これは私立の学校ですから、その学校で作る校則なので『うちらがやってるんだ』っていえば『じゃあ、来ないでください。事前に言ってるんですから』ってのはあるんだけど……」と前置きしつつ、理由もなく高校生の恋愛を禁止することには疑問がある様子。
さらに、交際が発覚した女性生徒に対し、教師が「キスはしたのか？」「性交渉はしたのか？」と問い詰めていたことにも、加藤は「ちょっとびっくりした。令和の時代にこんなのがあるの？」と目を丸くし、驚きを隠せないようだった。
一方で、堀越学園は芸能人が多く在籍する学校として知られている。このような特色を踏まえつつ、ハリセンボン・近藤春菜（37）は「そういうところでの男女交際禁止ってあるのかな」とコメント。「退学とまではちょっと行き過ぎなんじゃないか。謹慎とか、考える期間を設けてもよかったのでは」と苦言を呈した。
恋愛禁止の校則については、「男女交際で自主退学は確かにやり過ぎ」「恋愛禁止で、自主退学させるとか時代遅れも甚だしい」と訴える声が見受けられる一方で、堀越高校に関して言えば「その規則のおかげで事務所も安心出来るって場合もあるだろうし。堀越って言ったらジャニーズとかアイドルとか色んな芸能人の出身校でも有名だし。普通の高校と同じように考えるのは違うだろ」「堀越高校の事か堀越高校なら芸能人が多く通ってる高校だからしゃーないな」「堀越高校が男女交際禁止なのは仕方ないでしょ特殊なとこなんだし」と、特殊な状況だとする声も多い。
肯定派のネットユーザーの意見としては、学校で男女交際が禁止されていれば、事務所もファンも安心ということなのだろう。ただ、全員が校則を守っているかというと、そうでもないようだ。
「最近でいえば、同校に在籍しているジャニーズJr.内ユニット 美 少年の佐藤龍我（18）が昨年12月に女優・鶴嶋乃愛（19）の“お泊まり愛”が報じられ、ジャニーズ事務所から一定期間の活動自粛を受けています。佐藤が学校からどのような処分を受けているかは分からないものの、今回の件を受けて『堀越厳しすぎ、、龍我も自主退学になったのかな、？』『そういえば佐藤龍我ってどうなったんだ？堀越だよね』とファンには動揺が走っている様子。一方で、『龍我退学なったんだよね？これでなってなかったら堀越まで事務所に忖度するんですか？ってなりますけど。』『佐藤龍我って堀越って聞いた事あるけど、それが本当だったら文春出てるし、学校退学じゃないの？ 芸能人だからとか、おかしくない？？』との指摘もあり、どのような処分が出たとしても物議を醸しそうです」（芸能ライター）
あまりにも時代遅れな校則ではあるが、芸能人ご用達の学校ゆえ、簡単に校則を変更できない理由があるのかもしれない。
