9月8日放送の『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)での、MC・小倉智昭(73)の発言が音楽ファンから批判を集めている。
この日、番組では多くのアーティストの歌唱動画を一発撮りで撮影し、音楽ファンから話題を集めているYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」について特集。俳優で歌手の北村匠海(22)やミュージシャンのLiSA(33)など有名アーティストの動画が多くアップされ話題となっている。番組では裏側に潜入し、撮影のこだわりなどを紹介した。
しかし、この特集に関する小倉のコメントが物議を醸しているという。
「小倉は『THE FIRST TAKE』の試みを受け、『今までは映像と音楽の配信っていうのは、YouTube にしても、映像や音へのこだわりがあまりにもなかったんですよね』とバッサリ。『雑だったんですよ』と根拠なく断罪し、『今まで配信でよかったのは山下達郎(67)のコンサートライブを、達郎さんが徹底的に吟味してこれだったなっていうのがあったんです。それぐらいだったのね』と発言していました。
『THE FIRST TAKE』を上げるための発言とはいえ、これまでの配信のほとんどにダメ出しをする形となっており、音楽好きの視聴者からは『雑って何?根拠は?』『それぞれこだわりを持ってやってる人もいるのに』『自分が雑なものしか聞いてなかっただけでしょ』といった批判が寄せられる事態になりました」(芸能ライター)
また、その後の発言にもツッコミが集まっている。
「『THE FIRST TAKE』にいて小倉は、『おそらく4K映像でハイレゾ対応だと思うんですが大画面で大音響で聞いても本当に素晴らしい』と絶賛。『北村君が家に来て、それを見てぶっ飛んでましたから』と話していましたが、『家に大画面がある自慢』『はいはい、若手俳優と交流あってすごいねー』『どんな話でも自慢だらけ』といった厳しい声が集まっていました」(同)
最後にはダメ押しのように「小さい携帯の画面で見ていると本当のよさが僕は分からないと思います」と話していた小倉だったが、多くの視聴者は自慢交じりのその分析を冷たい目で見ていたようだ。