スマートフォンの普及と同時に、スマートウォッチも種類が増えてきました。従来のようなフィットネス用だけでなく、ビジネスに使える機能も増えてきましたよね。どれを選べばいいか迷ってしまいます。
そこで今回は、何に着目してスマートウォッチを選べばよいか解説します。自分の目的にあったスマートウォッチを購入して、快適な生活を楽しんでくださいね。
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スマートウォッチの機能
スマートウォッチとは、従来の時計のように日時を知らせたりアラームを鳴らす以外に、スマートフォンと連動させることでメール着信を知らせたり、自動で運動記録を残したりできる、便利なデバイスです。どのようなことができるのか、具体的に見ていきましょう。
スマートフォンアプリとの連携
スマートウォッチをスマホアプリと連携させておけば、Lineやメールを受信したらお知らせしてくれます。混雑した電車の中でスマホを取り出せないようなときでも着信が確認できるので、とても便利です。後で連絡を取らなければならない急ぎの用事を見落とさずにすみますよね。英会話や音楽の再生、ストップもコントロールできます。操作中に手が滑ってスマホを落としてしまう、というリスクもなくなります。
スマホをどこかに置き忘れた、あるいはカバンの中で見つからない時には、スマートウォッチからスマホへコールすることで、音やバイブで場所を知らせてくれます。逆にスマートウォッチが見つからない時にはスマホから位置検出が可能です。探すのが楽になりますね。
運動量を知る
スマートウォッチの魅力は、なんといっても携帯性の良さです。体につけておくだけで、歩数や心拍数、血中酸素濃度などが自動計測されます。重たいスマホをポケットに入れておかなくてすむので、エクササイズには最適です。
一日の歩数や月間のランニング距離、消費カロリーなど体調管理に必要な情報を自動的に集めてくれます。目標値を設定しておけば、到達したときにおめでとう表示が出ます。寝ている間の動きから、睡眠の深さも知ることができますよ。
計測したデータは、Bluetoothを使ってスマホアプリに自動転送されます。わざわざ入力せずに済むので、数字を打ち間違えることもなく、なにより楽です。どんどん記録がたまっていくので、毎日のエクササイズが楽しくなりますよ。
電子決済
最近はポケットから小銭を出す必要がなくなりました。コンビニやカフェなど、どこへ行ってもスマホをかざせば支払い完了です。それが、腕についた端末ならさらに便利なことは容易に想像できますよね。
Suica機能が搭載されていれば駅の改札も簡単ですし、混雑しているときに押されてスマホが飛んで行ってしまった、なんて笑えない経験もせずにすみます。
お店での支払いに便利な「PASMO」、「QUICPay」、「iD」、「楽天Edy」などに対応できる機種も増えてきました。スマホはカバンの中に入れたまま、支払いは腕をかざすだけ。これからはウエアラブル決済があたりまえになりますよ。Apple WatchならApple pay、AndroidならGoogle Payに対応できます。クレジット決済ができるので、現金の持ち合わせがなくても、どこでも支払いができて便利ですね。
スマートウォッチの選び方
スマートウォッチは大きさも機能もそれぞれ違います。どれを買えばいいのか迷ってしまいますよね。ここでは自分にあったスマートウォッチの選び方を解説します。
目的で選ぶ
ビジネスで使うなら、着信メッセージを読みやすいタイプを選びましょう。画面が大きくて、明るいことが重要です。そして、肝心な時に電池が切れて読めなかったということがないように、バッテリーの持ちがいいこともポイントです。
スマートウォッチを購入する理由としてもっとも多いのがエクササイズです。トレーニング記録を残したり、サイクリングやジョギングの距離とスピードを計測するのに便利です。心拍数や血中酸素量など体のコンディションをモニタすることで、健康を保つ意識が高まりますよ。
スマートウォッチはアウトドアでも活躍します。GPSや高度計など、登山やハイキングで自分の位置を知ることができます。防水タイプならサーフィンやカヌーなど、ウォーターアクティビティでも使えます。機械が使われていないので、衝撃に強いこともメリットですね。
OSで選ぶ
愛用しているスマートフォンに適合するスマートウォッチ選びましょう。
iPhoneユーザならApple watchシリーズが断然おすすめです。接続の容易さと安定性、アプリ連携のしやすさなど、他のスマートウォッチと比べ物になりません。もちろんApple Watch以外でも接続できる機種はあります。
Androidスマホの場合はApple Watch以外は接続できるので、選択肢が豊富です。お気に入りのデザインや機能からえらびましょう。Wear OS by Googleを搭載したスマートウォッチであればGoogle Payが使えるので便利ですよ。
サイズで選ぶ
文字盤が大きいほど表示できる情報が増えるので、メッセージを読んだり、記事を読んだりすることが多い人は便利です。健康情報もたくさん表示できるので、体のコンディションを知りたい人は画面が大きいタイプを選ぶとよいでしょう。
一方で、大きくなると重さが増えます。フィットネス中は頻繁に文字盤を見るわけではないので、コンパクトなバンド型のほうが運動の邪魔になりません。いつもは時間だけわかればよくて、詳細はスマホで確認する方であれば、小型で軽量のスマートウォッチを選ぶとよいでしょう。
使う場面も考慮したいですね。セレモニーなど礼服と合わせてつけるなら、ごつごつしたスポーツウォッチは不釣り合い。おしゃれでファッショナブルなスマートウォッチを身に着けて、洗練された雰囲気を漂わせましょう。
スマートウォッチおすすめランキング13選
ビジネス用途でおすすめのスマートウォッチ
Apple Watch7
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Apple Watchシリーズは、スマートウォッチの分野で世界の約30~40%の市場シェアがあります。
https://www.counterpointresearch.com/global-smartwatch-shipments-market-share/
単なる時計ではなく、SNSやスマホアプリとの連携、エクササイズなどスマートウォッチ市場を大きく変えた功績は多大なものがありますよね。メールやLineの着信を表示させたり、スケジュールのリマインドを表示できるので、ビジネスで役に立ちます。バッテリーの持ちが短いのが難点ですが、iPhoneと同時に一日一回充電するようにすれば、問題なく使えますよ。もちろん電子決済にも対応しています。iPhoneを使っているならこれ一択です。
- サイズ:縦45 mm、幅38 mm、厚み10.7 mm
- 重量:38.8 g
- 適合するスマホOS:iOS 15以降、iPhone 6s以降
- バッテリーの持ち:18時間
Huawei Watch3 Pro
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電話でつながる、SNSでつながる、機器とつながる。接続できるものにはなんでもつながることをコンセプトにしたスマートウォッチです。eSIMとスピーカ、マイクを内臓しているので、移動中、あるいはエクササイズ中でも会議に参加できますね。時間を有効に使いたいビジネスマンにぴったりなスマートウォッチです。
もちろん、体の状態モニタも充実しています。体温や心拍数などのモニタを時計で実現できます。バッテリーはスマートモードで3日ですが、ロングライフモードで使えば、2週間放置してもバッテリー切れになりません。バッテリーが長持ちすると、出張のときにありがたいですよね。
- サイズ:縦46.2 mm、幅46.2 mm、厚さ12.15 mm
- 重量:54 g
- 適合するスマホOS:Android 6.0 以降、iOS 9.0 以降
- バッテリーの持ち:3日(省電力モードでは14日)
Amazfit GTR2e
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ビジネスにもフィットネスにも幅広く使えるスマートウォッチです。標準的な使い方で24日、省電力モードだと45日も使えるロングライフで、いつ充電したかを忘れてしまうほどの省エネ設計です。
ビジネスでも、フィットネスでも、アウトドアでも電池残量を心配せずにすむので、従来の電池式時計に近い使用感のスマートウォッチです。
- サイズ:縦46.4 mm、幅46.4 mm、厚み10.8mm
- 重量:32 g
- 適合するスマホOS:Android 5.0 以降、iOS 10.0 以降
- バッテリーの持ち:24日
エクササイズ用途でおすすめのスマートウォッチ
Galaxy Watch4
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Galaxy Watch4はWear OS powered by Samsungを搭載しました。本気で健康管理をしている人におすすめです。『スマートフォンの世界シェアNo.1(※)』であるGalaxyとの接続性がよく、アプリとの連携もスムースです。
※https://www.counterpointresearch.com/global-smartphone-share
体脂肪、骨格筋、体内水分量など体のコンディションをつねにモニタして、疲れ具合やストレスを知らせてくれます。また、運動量をモニタし、自動的にスマホアプリへ転送してくれるので、専属トレーナのような存在ですね。
- サイズ:縦44.4 mm、幅43.3 mm、厚み9.8 mm
- 重量:30.3 g
- 適合するスマホOS:Android 6.0 以降
- バッテリーの持ち:実用40時間
Fitbit Charge5
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健康を気にする方にお勧めのスマートウォッチバンドです。毎日の心拍数をモニタし、適度な運動量をアドバイスしてくれます。手首の皮膚電気活動(EDA)をモニタすることでストレス状態も監視する優れものです。血中酸素や心拍数から体の疲れ具合を判断し、運動に適した日か、休息日にするべきかもアドバイスしてくれますよ。
Fitbit PayによりSuicaに対応しているので、エクササイズ後のドリンク購入も簡単です。もちろん、外出のときにもつけっぱなしにできるので、駅の改札もスムースに通り抜けられます。
- サイズ:縦36.7 mm、幅22.7 mm、厚み11.2 mm
- 重量:29 g
- 適合するスマホOS:iOS 12.2 以降、Android OS 8.0 以上
- バッテリーの持ち:7日
Amazfit Band5
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Amazfitシリーズを販売するHuami社は、スマートフォンシェアで世界2位になったXiaomiのスマートウォッチブランドです。AmazfitのスマートウォッチはXiaomiのスマホとの相性がいいので、アマチュアスリートに愛用されています。
エクササイズに適した機能も充実しています。心拍測定やストレスチェック機能はもちろん、対応するアクティビティも豊富です。水泳、サイクリング、ランニングなどのアウトドアエクササイズの外に、インドアのストレッチ、ジムでの筋トレなど、インドアアクティビティも豊富に準備されています。
- サイズ:縦47.2 mm、幅18.5 mm、厚み12.4 mm
- 重量:24 g
- 適合するスマホOS:Android 5.0 以降、iOS 10.0 以降
- バッテリーの持ち:15日(標準モード)
Mi SmartBand6
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エクササイズに適したスマートウォッチバンドです。とても軽量で、つけていることを忘れてしまうくらい。エクササイズの邪魔をしません。色もカラフルで、身に着けると気持ちがあがりますよね。
小さなボディでもセンサ類は充実しています。GPSもついているから、ランニングの記録も残せます。毎日少しずつコースを変えてみると楽しいですよ。
- サイズ:縦47.4 mm、幅18.6 mm、厚み12.7 mm
- 重量:12.8 g
- 適合するスマホOS:Android 5.0 または iOS 10.0 以降
- バッテリーの持ち:14日(標準設定)
スポーツウォッチとしておすすめのスマートウォッチ
Garmin Instinct Esports
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GarminはGPS機器が出発点のアメリカの会社です。GPSや高度計、気圧計、コンパスなどを組み合わせて、登山やトレッキングで使える位置情報端末として使えるスマートウォッチです。フィットネス用途も含めて種類が多く、プロのアスリートに人気が高いブランドです。
10気圧防水なので、マリンスポーツでも安心して使えます。エクササイズでの運動量をモニタする機能も充実しているので、フィットネスから本格的なプロ競技まで使用可能です。アメリカ国防総省MIL規格「MIL-STD-810G」準拠の頼もしいスマートウォッチですよ。
- サイズ:縦45 mm、幅45 mm、厚み15.3 mm
- 重量:52 g
- 適合するスマホOS:iOS, Android
- バッテリーの持ち:14日
Suunto 5
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Suuntoは80年ほど前にフィンランドで生まれたアウトドア用品のメーカです。ノルディックスキーやクロスカントリーでも活躍するスマートウォッチは、堅牢で信頼性が高く、エクササイズのよきパートナーです。
あらかじめ目的地を設定しておけば、ナビゲーションもしてくれる優れもの。トレイルマラソンには欠かせませんね。
- サイズ:縦46 mm、幅46 mm、厚み14.6mm
- 重量:66 g
- 適合するスマホOS:Android 5.0以降、iOS 13.0以降
- バッテリーの持ち:24時間
CASIO GSW-H1000-1JR
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世界的なブランドになったG-ShockにWear OS by Googleを搭載して、よりアクティブなウォッチに進化しました。
GPSやショックセンサなど各種センサを搭載し、15種のアクティビティと、24種の屋内エクササイズでの運動量計測に対応しています。表示画面が大きいため心拍モニタも見やすくなっています。
- サイズ:縦65.6 mm、幅56.3 mm、厚み21.3 mm
- 重量:103 g
- 適合するスマホOS:Android 6.0以降、iOS 10.0以降(Wear OS by Google搭載)
- バッテリーの持ち:1.5日以上
ファッショナブルなスマートウォッチ
Fossil GEN6
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アパレルメーカのFossilが提供するスマートウォッチです。メッセージの着信お知らせや、心拍などの運動情報をモニタする機能をもちつつ、デザインも洗練されています。フェイスをシックなものに変えれば、パーティやセレモニーに付けていっても違和感がありません。
Wear OS by Googleを搭載しているのでGoogle Payなど電子決済にも対応しています。スマホを通じた通話にも対応しているので、ビジネス用途でも使えますね。
- サイズ:縦44 mm、幅44 mm、厚み11mm
- 重量:
- 適合するスマホOS:Android 6.0以降、iOS 10.0以降(Wear OS by Google搭載)
- バッテリーの持ち:
Huawei Watch GT エレガント
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シックな装いのスマートフォンです。パーティでつけていても違和感がありません。それでいてメッセージ着信やスケジュールのリマインダーなどスマートフォンとしての機能は充実していますので、ビジネスでも使えますね。
エクササイズでは運動すべき時間や、逆に時間や心拍数の上限などコーチング機能が備わっています。無理なく適切な運動量を教えてくれるのがありがたいですよね。バッテリーも1週間もつので、ジョギングの最中に計測の強制終了ということがなく、安心して使えます。
- サイズ:縦48.4 mm、幅42.8、厚み10.5 mm
- 重量:36.2 g
- 適合するスマホOS:Android 4.4以降、iOS 9.0以降
- バッテリーの持ち:1週間以上
SKAGEN JORN 42㎜ ブラウンレザー
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デンマークの腕時計ブランドであるスカーゲンは1989年に設立されました。腕時計としては北欧らしいデザインで人気があります。心拍数とGPSセンサを備えているので、仕事とジョギング程度の生活なら十分に役立つスマートウォッチです。機能を絞っているのでエクササイズ用の活動モニタとしては不足ですが、おしゃれ度では目立つこと間違いありません。
- サイズ:縦42 mm、幅42 mm、厚み12 mm
- 重量:60 g
- 適合するスマホOS:Android 5.0以降
- バッテリーの持ち:2週間以上
まとめ
いかがでしょうか。お使いになる目的によってどこに注目して選べばいいか参考になりましたでしょうか?どんなに便利になってもバッテリーが切れていたら時計としてすら使えなくなるのがスマートウォッチです。出張にでるときにはすぐに充電できるとは限らないので、少々放置してもバッテリーが続くスマートウォッチがおすすめですよ。ぜひ、ご自分にピッタリなスマートウォッチを見つけて、便利な使い方をしてくださいね。
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