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【効果あり】これで嫌われない 部下や同僚を敵に回さない2つの方法


心理学者のアルフレッド・アドラー『嫌われる勇気-自己啓発の源流「アドラー」の教え』を原案とした、フジテレビ系ドラマ「嫌われない勇気」が話題になっている。 アドラー心理学にある、他人から嫌われることを恐れない「嫌われる勇気」を持つ事も、時には必要かもしれない。しかし、1日の1/3以上を過ごす職場では、できることなら人間関係は円滑に進めておきたいものだ。そこで今回は、波風立たず終業までやり過ごす、“好かれる”よりも“嫌われない”方法を伝授したいと思う。


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同期はもちろん後輩との会話でも有効な「イエス・バット」話法を活用する


30代から40代ともなると、課の中心、プロジェクトの仕切りを任されることもあるだろう。そんな時に気をつけたいのがちょっとした言葉選び。議論を円滑に進めよう、成果を上げようとあせるばかりに使った言葉が不用意に相手を傷つけ、知らぬ間に“嫌われている”なんてケースは少なくないはずだ。


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特に気をつけたいのが反論や自分の主張を通そうとする際の最初の一言。「しかし」「いや」「でも」などに代表される拒否、逆説の接続詞だ。わざわざ説明するまでもないが、自分の意見が否定されるということは悪感情を持たれる可能性が高い。とは言うものの、皆の意見に肯定してばかりでは物事を前に進めることはできない。ではどうすれば良いか。そこで活用したいのが「イエス・バット」話法だ。


使い方は簡単だ。文字通り、相手の意見を受け入れる意思を示す「はい」という返事を返す。その後に「しかし」などと反対の意見を述べれば良い。例えば「はい、あなたの意見はもっともです。しかし、私の意見は・・・」といった感じだ。これにより相手は自分の意見、主張は一度受け入れられたと感じて、その後の主張をすんなり聞き入れるというわけだ。


ちなみにもう一つ「ノー・バット」話法というものもある。これは「良い件ですね、ちなみに(加えて)・・・」といった返しである。もちろん「ノー・バット」話法がすべてのケースに使えるわけではない。「イエス・バット」と「ノー・バット」話法を使い分けて、相手に悪感情を持たれるような無用なトラブルを避けてみてはいかがだろうか。


好かれたいわけではない、ただ嫌われたくないという人は「バックトラッキング」


会社での人間関係はプライベートとは別。とにかく、業務時間内をトラブルなくこなして、終業時間ぴったりに帰宅したい、という方におすすめなのが「バックトラッキング」だ。


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方法としては

1・オウム返しのようにそのまま言葉を言い返す

2・相手の話のポイント部分を要約して言い返す

といった形だ。


これにより相手は自分の話が理解され、受け入れられているという感覚を持つ。建設的な話し合いなど不要、相手と気持ちを通わせて関係値を深めたいなどまったく思っていないのであれば、「バックトラッキング」で相手を気持ち良くさせておけば、無用な人間関係などに悩むことなく、手軽に「あいつは良い奴」なんて印象を持ってもらえるはずだ。


人に嫌われない方法、と検索してみるとWeb上には様々な回答がある。例えば「清潔感を保つ」、あるいは「人の悪口を言わない」などだ。そんな数ある回答の中から今回選んだ手法に共通しているのはすぐに実践できるということのほかに、「相手を受け入れる」という点だ。


自分を変えてまで人に嫌われないように努力すべきなのか。確固たる自分を持つ頑固な読者にそんな方法は受け入れられないと考え、今回は相手を認めることで “自分は今のままで良い”という2手法をご紹介してみた。即効性は無いかもしれないが、確かな効果は期待できるのでぜひ実践してみて欲しい。


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