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<コーヒー検証 Vol.2 成分編> コーヒーって結局身体に良いの? 悪いの?


世界的な健康ブームの真っ只中、食と健康は切っても切れない関係という論調が高まっている。なかでも健康との関係性で最も頻繁に話題になるのがコーヒー。好きな人は毎日のように飲むコーヒーだが、身体にどんな作用を及ぼすのか。本当のところ健康に良いのか? 悪いのか? コーヒーの有効成分について調べてみた。


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血糖値の抑制やアルコールの分解の効果も!?


コーヒーの成分といえば「カフェイン」を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。コーヒーは99%が水分と言う事もあり、栄養素の面では乏しいが、有効成分はカフェイン以外にも含まれている。


■カフェイン

植物に含まれるアルカロイドの一種。カフェインを摂取すると、覚醒作用、血管拡張作用、基礎代謝促進作用、利尿作用などがあるとされている。


■クロロゲン酸

ポリフェノールの一種。コーヒーポリフェノールとも言われ、抗酸化作用や血糖値の抑制作用の効果が期待されていれる。


■ナイアシン

ビタミンB3とも言う。アルコールの分解を助ける効果が期待されている。また欠乏症による症例がいくつか確認されており、健康維持に必要な成分とも言われている。


「喉が渇いた」でコーヒーをオーダーするのは間違い?


さて、有効成分がわかったところで、次にコーヒーとの“付き合い方”について少し触れてみたい。


coffee


 


・コーヒーは水分補給にはならない


コーヒーを飲んだことがある方は誰もが感じたことがあるだろうが、コーヒーを飲むとトイレが近くなる。これはカフェインに利尿作用があるからだと言われている。そのため、コーヒーをいくら飲んでも水分補給にはならず、時には脱水状態を招くことも。喉が乾いている時は脱水状態のサインなので、水やスポーツドリンクなどで水分補給をしよう。


コーヒーは生もの 鮮度が命


近年はコーヒーの淹れ方も多様化し、一般家庭においても手軽に器具も揃えられることから、自宅でコーヒーを淹れて飲む機会が増えてきたのではないだろうか。ここで最重要なのが、コーヒー豆の鮮度。生豆の鮮度はもちろん、焙煎後の豆も時間の経過と共に状態が変化していくという事を覚えておいて欲しい。


まず、生豆の鮮度が悪いというのは、古くなり「酸化」している状態。これではせっかくの有効成分も肝臓に負担をかける毒となってしまう可能性がある。次に焙煎後の豆だが、焙煎直後のコーヒーにはリン酸カリウムが含まれており、血液循環を向上が期待されている。これが、コーヒーが本来持つ有効成分と相まって、肝機能を補助してくれると言われている。つまり、鮮度の良い生豆を焙煎したてで淹れて飲むのが、健康に寄与してくれる可能性が高いとようだ。しかし、味を第一に考えるならば焙煎後2〜3日、深煎りならば更に1〜2日置いたほうがコーヒー豆に含まれるガスが抜けるので美味しく淹れられるというのが通例である。


いかがだろうか。身近ゆえにその中身を気にせずに口にしているコーヒーについて、どんな飲み物なのか伝わったはずだ。美味しいだけじゃないとわかった今、コーヒーの飲み方も変わるのでは?


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