posted by 編集部スタッフ
マンジャロとは?
マンジャロとは、正しくは「マンジャロ®皮下注アテオス®」という薬です。田辺三菱製薬から発売されている、2型糖尿病の治療薬で、GIP/GLP-1受容体作動薬と呼ばれるタイプの薬です。本来の使用用途としては、糖尿病の方が治療のために医師により処方され、患者さんが自己注射を行うものです。
すい臓からインスリンが出るように助ける作用があり、インスリンが分泌されることで、血糖値が下がり、満腹感を得られやすくなります。また、食欲を抑制する働きもあるため、食事制限がしやすくなります。
さらに、GLP-1には内臓脂肪の燃焼を促す効果があり、なおかつマンジャロには代謝を高める効果があるため、体脂肪や体重減少効果が高いと言われています。
ただし、副作用として、吐き気や嘔吐、下痢、便秘、腹痛、消化不良、動悸などが報告されています。
※マンジャロの使用には医師の処方が必要です
マンジャロはオゼンピックの2倍の効果!
医療ダイエットで使用されることがあるGLP-1受容体作動薬のオゼンピックに比べて、マンジャロはなんと2倍の効果があるとされています。その理由は、GLP-1受容体作動薬であると同時に、GIP受容体作動薬でもあるからです。食欲抑制や血糖値を抑える効果だけではなく、脂肪燃焼効果があり、代謝を高める作用があるため、食事量を減らしながら、体脂肪を減らす相乗効果で高いダイエット効果が期待されます
筆者のこれまでのGLP-1利用歴
同様の医療ダイエットなどで使われるGLP-1受容体作動薬にはさまざまな種類があり、筆者はこれまでに
・ビクトーザ
・オゼンピック
の2種類を試してきました。
この二つを利用しての感想としては、確かにいずれも食欲抑制効果はあり、通常の5〜 6割程度の食事量になりましたが、それぞれ3、5ヶ月間使用して、3〜4kg程度の体重減少でした。結局、投薬を止めると、すぐに元に戻ってしまいました。
つまり、これらではまだまだ満足できる結果が出ていない!
そこで今回、新たな期待をこめて、マンジャロを試してみることにしました。果たして
本当にオゼンピックの2倍の効果があるのか気になるところです。
マンジャロ1.5ヶ月間使用による変化
計画としては3ヶ月間使用してその変化もまた記事としてご紹介したいと思っていますが、まずは1.5ヶ月経過の現在の状況をお伝えしたいと思います。
本当に効果は2倍あった!
マンジャロを始めてからすぐに感じられたのは、まず体重の減少です。
ほぼ毎日体重を測っていたのですが、毎日0.1〜4kgくらいずつ減っていくのには驚きました! 使い始めて1ヶ月後の時点では、-3.8kg減っていて、体型も目に見えてほっそりしてきました。特にお腹周りがすっきりとしてきました。他のGLP-1をやっていた時は1ヶ月で2kg弱程度の変化しかなかったので、実際に変化量はその2倍程度ありました。
食事量も減りました。オゼンピックの時は通常の5〜6割程度の食事量になっていましたが、マンジャロは通常の2割程度しか食事が取れません。食欲は人並みにあるのですが、いざ食べ始めると2口、3口くらいで満腹感があり、それ以上食べられません。そのせいで、1日1食分以下の食事量となりました。摂取カロリーにして500kcal/日あるかどうか・・・というくらいです。
辛さがない!
1.5ヶ月で、5.5kgの体重減少となると、周りからは「そんなにいきなり痩せて大丈夫?」「副作用とかはない?」と心配されます。
しかし、体調不良などは特に感じず、むしろ体が軽くなって元気ですらあります。そもそも食事をほとんどとらなくてもいられるので、食事後のだるさなどがなく、普段よりも活動的になりました。
そして何よりも、体重が日々減っていくことがダイエットのモチベーションになり、運動することが楽しくなりました。
効果や副作用には個人差あり
私の場合は副作用としての吐き気や頭痛などの不快な症状はありませんでしたが、この副作用が強目に出てしまう方もいるようなので、注意が必要です。もしマンジャロを使用して具合が悪くなったら、痩せ我慢せずに医師に相談しましょう。
また、効果も人によってばらつきがあります。SNSをみてみると、「1ヶ月間で8kg減った!」「10kg減った!」というような方もいるようです。そういうのをみると、「私の減り方って大したことがないのかな?」なんて、効果に不安を感じたりするかもしれませんが、効果の出方は人それぞれですので、あまりSNSの情報を鵜呑みにせず、気になるようなら医師に相談してみるのが最も確実でしょう。
今後もマンジャロは続けてみて、3ヶ月間の使用レポートを追って報告したいと思います。
これからさらに注目されそうなメディカルダイエットのマンジャロについて、皆さんもぜひよく調べた上で検討してみてくださいね。