オートミールの栄養
【豊富な食物繊維で腸内環境を整える】
オートミールとはオーツ麦を調理しやすく加工したもの。
よく出回っているものは麦を平たく潰して乾燥した形をしています。
オートミールは穀類の中でも食物繊維が豊富で100gあたり7.5g。これは白米の22倍です。
この食物繊維には水溶性と不溶性があります。
水溶性はおなかで溶けて、腸内で便を柔らかくしてくれます。不溶性は溶けずに便のカサを増やしてくれます。
オートミールはこの2つ、どちらの食物繊維も含んでいますので、効率よく腸内環境を整えてくれます。
【脂肪になりにくい低GI値食品】
オートミールは低GI値食品。
GI値とは食後の血糖値の上昇を表す数値です。
血糖値の急激な上昇は糖が脂肪に変わりやすく、逆に緩やかだと脂肪になりにくいのです。
オートミールはこのGI値が55。白米は88なので、ダイエット中の穀類にはおすすめです。
おすすめオートミールレシピ
【朝食におすすめ!オーバーナイトオートミール】
火を使わず、一晩置いておくだけで美味しいオートミールが出来ちゃいます!
○材料
オートミール 30g
豆乳(アーモンドミルクや牛乳でも)150ml
バナナ 1本
トッピングでお好みのフルーツやナッツなど
○作り方
①フタ付き瓶やジャーにバナナを入れてフォークなどで潰します。(半分潰して残りは輪切りにすると食感が楽しめます)
②オートミールと豆乳を加えてフタをして軽く揺らして馴染ませます。
③あとは一晩置いておくだけ!
④食べる直前にお好みのフルーツやナッツ、ハイカカオチョコレートをトッピングして頂きます。
お好みでハチミツやシロップをかけても良いですが、バナナを一緒に入れておくことでとても甘くて、甘味料要らずで美味しく食べられますよ。
朝のたんぱく質摂取には豆乳でつくるのがおすすめです。
【ピリ辛!チゲ風おじや】
ツナも入ってたんぱく質もしっかり摂れます!
○材料
オートミール 30g
水 200ml
ノンオイルツナ缶 1缶
卵 1こ
鶏ガラスープ 小さじ1
コチュジャン 小さじ1
豆板醤 小さじ1/2
ネギ お好み量
○作り方
①お鍋にオートミールと水、鶏ガラスープの素を入れて2分ほど煮立てます。
②コチュジャン、豆板醤で味付けし、卵を落とします。フタをして30秒ほど煮て器に盛り、ねぎをふって完成です。
【トロトロクリーミーなチーズリゾット】
オートミールの自然なとろみがとってもまろやかです。
○材料
オートミール 30g
水100cc
豆乳(または牛乳) 100cc
玉ねぎ 20g
しめじ 20g
コンソメ 小さじ1
お好みのチーズ 20g
(プロセスチーズ、クリームチーズ、粉チーズなどなんでもOKです)
塩こしょう 少々
オリーブオイル 適量
○作り方
①ナベにオリーブオイルをしき、玉ねぎ、しめじを炒めます。
②しんなりしたら、オートミール、コンソメ、水を加えて煮ます。
③オートミールが大体煮えたら、豆乳、チーズを加えて再び沸かし、塩こしょうで味を整えて完成です。
オートミールを取り入れてさらに健康的に
栄養価が高く、色々な味付けで食べられるオートミール。お米のように使えば食べ方は無限大ですね。
最近では細かく砕かれて、より食べやすいオートミールもたくさん出回っています。
オートミールに苦手意識のある方も、いちど試してみてはいかがでしょうでしょうか?