すっかりマスク生活が定着してきましたね。メイク方法やコスメもマスクありきのものに変わってきていて、今までと同じではどこか物足りなさが出たり、キレイに見せられなかったりと、今一度メイクと向き合う時が来たのだなと感じています。
ということで、今回はマスク生活によって、より重要さが増した眉メイクについてレクチャーしていきます!眉メイクの基本やちょっとしたアレンジを紹介していきますので、是非参考にしてみて下さいね!
眉は、顔の印象の約80%を決める、メイクの中でもとても重要なパーツです。きちんと自分に合った眉メイクを知ることで、他のパーツも引き立ち、メイクや顔全体にもまとまりが生まれます。
形や長さなど、シーズンでトレンドも変わってきますが、まずは眉メイクの基本を覚え、自分を美しく見せるポイントを知りましょう!
きちんと基本の知識を持つことで、そこからトレンドを取り入れたり、シーンに合わせた応用など、変化の幅を広げていきやすくなりますよ。
眉メイクの基本の考え方
まず、一番大切なのが、きちんと自分の骨格を捉えて意識して描いていくこと。
鼻骨(鼻上部の支柱となる骨)から眉弓骨(眉の下側にある弓状の骨)のラインを目安にしましょう。
眉頭は、目頭真上から約2mm内側から描き始めるのがベストです。眉頭~眉山:眉山~眉尻= 2:1 がきれいに見える比率ですが、メイクの仕上がりイメージによって多少の差をつけるのもあり。
眉頭と眉尻の高さを揃え、色は、眉全体のグラデーションの中で、眉山部分を一番濃くすると自然です。
眉メイクの基本のプロセス
ここからは、眉メイクの基本手順をお伝えしていきます。是非、改めて意識してメイクしてみて下さいね。
1. 眉頭を整える
左右の高さ・太さ・濃さ・形状・目頭との位置などを整えます。
2. 眉頭~眉山までを整える
左右の眉頭~眉山までの長さ・太さ・形状(曲線的 or 直線的)を整えます。
3. 眉山を整える
左右の眉山の高さ・太さ・濃さ・黒目との位置・形状(丸 or 角)を整えます。
4. 眉山~眉尻を整える
左右の眉山~眉尻までの長さ・太さ・角度・眉頭との高さを整えます。
アイテムの選び方
なんとなく…でアイテムを選んでいませんか?まずは、基本の3アイテムの特徴を見てみましょう。
アイブロウペンシル
眉毛を一本一本描き足すのに向いています。先端が丸くなりやすい鉛筆タイプは使うたびに削りましょう。
アイブロウパウダー
眉毛下の地肌に色付けをし、立体感を出すのに向いています。髪色と眉色を揃える際にも。
アイブロウマスカラ
眉毛に色付けをし、毛並みを整えながらボリュームを出すのに向いています。髪色に合わせて選ぶと自然です。
これら全てを使わなければいけないわけではなく、「この部分は毛が薄いからペンシルで描き足そう」や、「自然なグラデーションにするためにパウダーを使おう」など、自分の眉を今一度じっくり観察してみて、必要な部分にだけ必要なアイテムを使っていきましょう。
そうすることで、違和感のないナチュラルな眉を作っていけますよ。
目を大きく見せたい場合の眉メイク
マスク生活になり、目元の印象もとても大切ですよね!目を大きく見せたい場合も、合わせる眉メイクがカギになります。
この場合、目の形そのものを見るのではなく、上まぶたのフレームラインに着目してみて下さい。この部分の曲線具合と眉の曲線具合を合わせることによって、目の大きさを損なわずにメイクを仕上げることができます。
上まぶたのフレームラインが深く丸い人は、眉も丸みを持たせて。上まぶたのフレームラインがなだらかな人は、眉もなだらかに。
この曲線具合が沿っていないと目の丸みをつぶしてしまうことになり、“目を大きく見せたい”という点では損をしてしまいます。
メガネに合わせる場合の眉メイク
メガネをかけている人は、メガネの印象が大部分を占めるため、目の形や顔の輪郭よりも、優先的にメガネと眉を合わせることを意識した方が全体的にきれいにまとまります。
メガネのフレームの形と眉の形を揃えるようにしてみましょう。丸いフレームの人は、曲線的な眉に。四角いフレームの人は、直線的な眉に。
メイクが仕上がったらメガネをかけて確認して、メガネのフレームと眉の形のバランスが合っているかチェックしましょう。シンプルですが、ここのイメージが揃っているだけでまとまりが生まれるので、是非トライしてみて下さいね!
いかがでしたか?自己流になりがちだったり、なんとなく…で描いていたり、よくわからない!とモヤモヤしたまま、毎日眉メイクをしている方もいるかと思います。
是非、明日からこの中の何かひとつを取り入れてみて、“いつもよりちょっと自信を持てる眉”で過ごして下さいね。