呼吸するだけならズボラ女子でも簡単痩せ!
毎日、何気なくしている呼吸。実は、呼吸を意識するだけで痩せる効果があるのをご存知ですか?
呼吸法によるダイエットは、つらい運動をしなくても痩せられるため、今注目を集めています。しかも、ダイエット以外にも効果がたくさん!
- ストレス解消
- 代謝アップ
- ウエスト痩せ
- バストアップ
呼吸法ダイエットの基本は「深い呼吸」を意識すること
深い呼吸によって酸素をたくさん取り込むと、エネルギー消費量が増えて代謝がアップします。
呼吸することで血流やリンパを押し流す効果もあるため、むくみ解消にも効果的。
さらに、呼吸にともなってインナーマッスルが鍛えられ、お腹痩せまで期待できます。
まさに、良いことづくしの呼吸法ダイエット。
そして、現代女性がとくに注目すべきなのは、呼吸によるリラックス効果です。ストレスが多いと自律神経のバランスが乱れ、様々な不調をきたします。
便秘・不眠・冷え・肩こり・頭痛などの不調は、自律神経の乱れが原因になっていることが多いのです。これらの不調は、ダイエットにも関係があります。
呼吸法ダイエットは、リラックス効果をもたらすことで体の不調を改善し、痩せやすい体へと導いてくれます。
「ダイエットが続かない」「なかなか痩せられない」と思っている人は、ぜひ呼吸するだけダイエットに挑戦してみてください。
ダイエット効果のある痩せる呼吸法とは?
たとえばデスクワークをしているとき、姿勢が悪いと正しい呼吸ができません。ストレスを感じたときも呼吸が浅くなりがちなので、呼吸を意識して酸素をたくさん取り込むことが大事。
そこで、ダイエット効果のある「痩せる呼吸法」を4つご紹介します。深い呼吸を意識して、自律神経を整えていきましょう。
腹式呼吸
呼吸法は、大きく分けて「腹式呼吸」と「胸式呼吸」の2種類あります。腹式呼吸は副交感神経を優位にし、リラックス効果をもたらしてくれます。
ストレスを感じたときは、腹式呼吸をして精神を安定させましょう。寝る前に行うことで安眠効果もアップしますよ。
- あぐらをかいて座り、姿勢を正します。
- 鼻からゆっくりと息を吸い、お腹をふくらませます。
- 鼻からゆっくりと息を吐き、お腹をへこませます。
吐くときは、口から息を吐いてもOKです。息を吸うときの2倍の時間をかけて、細く長くゆっくりと息を吐くのがポイント。
仰向けになって腹式呼吸をすると、よりリラックス効果が得られます。
胸式呼吸
胸式呼吸は交感神経を優位にし、体を目覚めさせる効果があります。朝に行うと体がシャキっとして、1日元気に過ごせますよ。
自律神経のバランスを整えるには、朝には交感神経を優位にし、夕方以降に副交感神経を優位にすることが大切です。
- 腹式呼吸と同じように、まずは姿勢を正します。
- お腹をへこませたまま、肋骨を広げるようなイメージで息を吸います。
- 肩を落とすイメージで息を吐き、さらにお腹をへこませるように意識します。
うまくできない場合には、ふつうに「深呼吸」をするだけでもOK。胸を意識することでバストアップ効果も期待できます。
片鼻呼吸法
片鼻呼吸法はヨガ呼吸法の1つで、自律神経のバランスを整えるとともに、脳を活性化させる効果があります。
右の鼻で呼吸すると左脳が活発になり、交感神経を優位にします。
左の鼻で呼吸すると右脳が活発になり、副交感神経を優位にします。
- 姿勢を正して座ります。
- 右手の人差し指と中指を折り曲げ、親指で右の鼻をふさぎます。
- 左の鼻からいったん息を吐き、そのまま吸い込みます。
- 右手の薬指で左の鼻をふさぎ、2秒ほど息を止めます。
- 親指を離して右の鼻から息を吐き、ふたたび右の鼻で息を吸います。
- これをくり返しましょう。
鼻がつまっている人はやりにくいですが、やっているうちに鼻づまりが改善される場合も。脳が活性化されるとともに、メンタル的にも落ち着いた気分になれます。
完全呼吸法
完全呼吸法とは、腹式呼吸と胸式呼吸、さらに「鎖骨呼吸」と呼ばれる3つの呼吸法を組み合わせたものです。鎖骨呼吸とは、鎖骨に酸素を送り込む呼吸法のこと。
完全呼吸法を行うことで呼吸機能が向上し、より深い呼吸ができるようになります。リラックス効果を高めてくれるので、自律神経のバランスを整えるのにも効果的。
- 姿勢を正し、お腹と胸に片手ずつ当てます。
- お腹、胸、鎖骨の順番でふくらむのを意識しながら息を吸います。
- 吸い切ったところで2~3秒息を止めます。
- お腹、胸、鎖骨の順番でへこむのを意識しながら息を吐きます。
- これをくり返しましょう。
心や体が疲れているときに行うと、気持ちが晴れて疲労を回復することができます。
呼吸法と組み合わせて痩せる効果アップ!
呼吸法と組み合わせることで、痩せる効果がアップするポイントについてご紹介します。
呼吸を意識しながらウォーキング
腹式呼吸を意識しながらウォーキングをすると、痩せる効果がアップします。脂肪燃焼効果が高まるとともに、お腹痩せにも効果的です。
正しい姿勢を保つ
どの呼吸法にも共通しているのが、正しい姿勢を保つこと。姿勢が悪いと胸や腹部を圧迫するため、深い呼吸ができなくなります。酸素をたくさん取り込むことを意識すれば、自然と姿勢も良くなります。
ストレッチしながら呼吸
「ウエストをひねるストレッチ」をしながら腹式呼吸すると、インナーマッスルが鍛えられて「くびれ効果」が高まります。仰向けになり、腰をひねるストレッチをしながら呼吸を意識してみましょう。
呼吸するだけで「心」と「体」が整うダイエットを!
深い呼吸を意識すると体の不調が改善され、リラックス効果が高まります。心と体が整うとダイエット効果もアップするので、ぜひ朝晩の呼吸法を実践してみてくださいね。「呼吸が浅くなってるな」と感じたときに、こまめに呼吸を意識するだけでも心と体に変化を感じるはずですよ!