そろそろ使い時?アイクリームにまつわる疑問5選
疑問① いつから使い始めればいいの?
目もとの肌の年齢によるダメージをケアして、ハリのあるぱっちりとした目もとをキープするのに欠かせないアイクリーム。エイジングケアアイテムですから、20~30代の若い方にとっては「まだ早いんじゃない?」と思うアイテムのひとつかもしれませんね。
アイクリーム自体には使い始めるべき年齢の目安などは特にありませんが、目もとは乾燥しやすく、さらによく動かすパーツなので、できるだけ早めのケアが重要とされています。20~30代の若い方でも、目もとのくすみや乾燥が気になったら、その時がアイクリームの使い時。抵抗を持たず、「気になったら使う」がポイントです。
疑問② 成分はほかの保湿クリームとどう違うの?
多くのスキンケアブランドからリリースされているアイクリームですが、基本的な成分は同じブランドの一般的な保湿クリームとほぼ同じです。
一番の違いは、保湿力の高さ。乾燥しやすくシワやたるみが生じやすい目もとに効率的にハリや柔軟性を与えるために、よりしっとりとしたテクスチャで濃厚な成分を配合しているものが多いようです。
アイクリームは目もとの保湿ケアに特化したアイテムなので、ほかの保湿クリームを使うよりも効率的にケアをすることが可能です。
疑問③ アイクリームの選び方は?
自分の肌質に合ったアイクリームをチョイスするのが一番ですが、使ってみないとわからないもの。まずは、自分の肌悩みに合った成分が配合されているアイクリームをチョイスするようにしましょう。
目もとの乾燥や乾燥による小ジワが気になる場合は、セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿力の高い成分が豊富なアイクリームがおすすめ。目もとのたるみが気になる場合は、真皮層のコラーゲンが不足している可能性があります。体内でコラーゲンを増加させてあげる必要があるため、コラーゲンを増やす働きのあるビタミンC誘導体やレチノール、レチノール誘導体などが配合されているアイクリームを選びましょう。
目もとのくすみやクマが気になる方は、色素沈着が原因であるため、色素沈着に働きかけるビタミンAが配合されたアイクリームがおすすめです。レチノールもビタミンAの一種ですので、レチノールが配合されたアイクリームなら、目もとのたるみとくすみを同時にケアしてくれます。
疑問④ 使う時の注意点は?
アイクリームを使う際の一番の注意点は、塗る時の指先の力。ぐりぐりと擦り込むように塗るのではなく、指先で優しく塗り伸ばしてあげるようにしましょう。
目もとの皮膚は薄く繊細です。ぐりぐりとこすってしまうと、かえって皮膚にダメージを与えてしまい、シワやたるみの原因になってしまいます。
疑問⑤ 使う時の順番は?
アイクリームを塗る時は、一般的な保湿クリームと同様に、スキンケアの最後に塗るようにしましょう。順番としては、①化粧水、②美容液、③乳液、④アイクリームの順番です。
判断に迷った場合は、アイテムのパッケージをよく読んで、その記載に従って使うようにしましょう。
また、アイクリームと似たアイテムに目元美容液があります。この場合は美容液と同じなので、乳液や保湿クリームを塗る前、化粧水を塗った後に使うようにするのがポイントです。
アイクリームの正しい使い方
アイクリームの基本的な正しい使い方としては、まず適量をひと肌に温めてから使うことが重要です。アイテムによってはテクスチャがこってりとしていて固い場合もあるので、まず手の甲などに適量を取り出して肌なじみを良くしておきましょう。
アイクリームが柔らかくなったら、目もとの気になる部位にポンポンとのせていきましょう。一通り目もとにのせたら、中指や薬指の腹で優しく伸ばしていきます。
仕上げに指先で軽く撫でるように目もとをマッサージしてあげれば、血行が良くなって美容成分がより馴染みやすくなりますよ。
アイクリームを塗った後に、ホットアイマスクやホットタオルで目もとを温める方も少なくないかと思います。目もとの血行がより良くなって、成分が浸透しやすくなりそうなイメージがありますが、せっかく塗ったアイクリームがはがれてしまって効果が落ちてしまう可能性も。
ホットタオルなどを使いたい場合は、アイクリームがしっかりと肌に浸透して、べたつきなどがなくなったことを確認してから使うようにしましょう。
明日からさっそくアイクリームを活用!
アイクリームは、ちょっとリッチな価格であることが多いためか、敬遠しがちという方も少なくないようです。でも、その分高い美容効果が期待できる成分が配合されていて、目もとに特化したケアができるので、どうしても気になるという肌悩みがあるなら試してみる価値はあるでしょう。
目もとは皮膚が薄く繊細で、乾燥や紫外線、メイクや洗顔などの刺激によってダメージを受けやすいパーツです。エイジングサインがはっきり表れる前に、アイクリームを活用してしっかりとケアをしていきましょう。