なんで首にシワができるの？
まずは首にできるシワの原因として考えられるものをあげていきましょう。自分の首を気にしたことがなかった方も、シワができていないかまずは見てみてくださいね！
肌の弾力不足
肌内部では、加齢とともにコラーゲンやエラスチンといった弾力保持の役割をしている成分が減少したり変形したりします。ハリがなくなってくるという悩みは、首にも同様に起こりうるのです。首部分の肌も弾力が落ちてくることで、首の動きに対応できなくなって、シワができるという結果になってしまうのです。
弾力がなくなってしまってできた肌にできた深いシワは、元に戻すことが難しくなっています。くっきり刻まれてしまった首のシワは、やはりスキンケアなどで改善できないのです。
表情筋の低下
表情筋の低下も顔だけでなく、首にも影響してきます。私たちの顔は筋肉・骨格・脂肪で成っています。顔の骨格や作りが人によって違うように、筋肉もまた人によって動きやつき方が違います。その筋肉の動きによってシワのつきやすさも関係してきますが、やはり加齢によって筋力が低下してくるため、顔にたるみが出てきます。
顔の下は首になっていますよね。筋力が低下することで、皮膚や脂肪が支えきれなくなって顔がたるみます。そのたるんでしまったものは、顔の下の首にも影響を及ぼすのです。
姿勢＆まくら
ベットに横になって長時間スマホをいじったりしていないですか？普段やっている何気ない姿勢も、首には負担がかかっているかもしれません。ベットのみならず、座りながらスマホ、そしてパソコンなどをいじる体勢は、首にシワがつきやすいのです。
そして大きく関与するのがまくらの高さ。まくらをオーダーメイドするのも最近普及しつつありますが、まだまだ自分の骨格に合っていないまくらを使っている方は多いのです。首コリや肩コリの原因になるのに加え、首のシワの原因にもなります。睡眠時間は人間の生活の大部分を占めます。首にくっきりシワが刻まれている方は、まくらを見直すことも大事です。
今からできること！
もう手遅れじゃん！と鏡の前で嘆いている方もいらっしゃるかもしれません。でもまだできることはあります。そしてこのまま放っておけば、もっとシワが濃くなる一方なのです。
今シワのない綺麗な首の女性でも、これからシワができるのが怖い！という方は、今から気をつけることが大事です。では、今からできる首のシワの対策をご紹介します。
首もスキンケアしよう
首も顔と同様にスキンケアをしてあげしょう。乾燥している状態だと皮膚にシワがつきやすいので、スキンケアを首にも行ってあげることで、乾燥から守り、弾力を出してくれます。
普段顔に使っている化粧水や乳液、美容液などを首にも伸ばしてあげるだけで良いのです。また、首も顔の洗顔と同様に、優しく泡で洗浄してあげると良いでしょう。ボディウォッシュでゴシゴシするのではなく、顔と同様のスキンケア方法をすることが大事なのです。
また、首の紫外線対策もしっかりしましょう。首にも紫外線は当たります。肌の老化の原因の8割を占める紫外線をしっかり対策することで、数年後の首の状態も変わるはずです。
まくらを見直す
首のシワの原因に、まくらが合っていないことが上げられると紹介しましたが、これからも毎日取る睡眠時間なので、まくらが合っているというのはとても大事になってきます。今からまくらを見直し、自分の骨格に合っているまくらを見つけましょう。
特に、まくらが高すぎると睡眠時間にずっと首を曲げている状態になっているということになります。専門店などで、自分の首にあったまくらを紹介してもらうのがおすすめです。
姿勢に気をつける
普段の姿勢を意識してみましょう。デスクワークの方は長時間同じ体勢でいることが多いと思いますので、姿勢を意識するだけで変わってくるかもしれません。前のめりな姿勢や、ずっと下を向いている姿勢は、首のシワのみならず顔のたるみなども引き起こしますので、気をつけましょう。
首を今まで意識していなかった方も、気になっていた方も、これからの生活やケア方法で改善したり、これから刻まれるシワが予防できます。今から意識的に行うことで、きっと数年後の自分が変わります。これからは、首も顔と同様に意識をして、ケアなどをしてあげましょう。
