先日、バスの中で見知らぬお婆ちゃんに話しかけられたときのこと。目的地につく間おしゃべりしていたのですが、びっくりしたのはそのお婆ちゃんの肌の美しさ…。彼女のおかげで手抜きがちだった自分のお手入れに喝をいれたくなり、スペシャルケアとして美容液を導入することにしました。
そこで疑問に思ったのが、どの美容液を選べばいいのかということ。そこで、美容液の正しい取り入れ方について調べてみることにしました!
「エイジングケア美容液」の正体とは…
美容液と聞くと、化粧水・乳液より効果が高いアイテムのような気がしませんか? エイジングケアアイテムなどは、ある程度年齢を重ねてから使うもの、というイメージもありますよね。
実際、美容液には美容成分が多く配合されています。だから普段のお手入れに加えることで、欲しい効果がより期待できる付加価値の高い化粧品とされているようです。
美容液には化粧水状、乳液状、クリーム状、ジェル状といろんなタイプがありますが「この美容成分を〇〇%以上配合していないといけない」などの規定はありません。だからA社の美容液より、実はB社の乳液のほうが訴求成分(機能を付け加える成分)がたっぷりはいっている… なんてこともありえるそう。
エイジングケアを目的に選ぶときは「美容液」と名がついていることに注目するのではなく、欲しい成分がきちんと配合されているかを見極める必要があるのです。
「プチプラ」のエイジングケア美容液は効果がない!?
美容液はあくまでも自身の肌悩みや目的に応じて選ぶ必要があります。そのため「値段が高ければ高いほど、肌がキレイになる」とは一概にいえません。
たとえば年齢肌の代表的な肌悩みには、乾燥による小ジワやシミの増加、たるみ、ハリや弾力の低下、くすみ、毛穴の目立ちなどがありますよね。30代半ばの私も、少しずつ増えてきた小さなシミと疲れて見える「くすみ」に日々悩まされています…。
では、そうした肌悩みには、どんな成分がおすすめなのでしょうか。たとえば、くすみが気になる人は美白対策のアルブチン、プラセンタエキス、ビタミンCなどの美容成分が適していますし、シワやたるみで悩んでいる人は上皮成長因子ともいわれるEGFや、ビタミンAのひとつであるレチノールなどが配合されたアイテムを取り入れるのがおすすめです。
どんな悩みに対応しているのかは商品パッケージや公式サイトをチェックし、どの成分がどの悩みに効果が期待できるのかを意識して選んでみましょう。ひとつひとつ成分をチェックしてみると、価格が全然違うのに含まれている成分は大体同じであることが分かったりと、おもしろい事実が明らかになってくるかもしれません。
リピーターの声が多い、美容成分配合のエイジングケア美容液!
肌悩みはたくさんあるから、総合的に評価の高い美容液を使ってみたい! という人のために、ここからは口コミでもランキング上位に位置する美容液について紹介していきましょう。
無印良品の商品以外は高価なので、お財布と相談する必要もありそうですが、気になるものがあれば検討してみてくださいね。
無印良品 敏感肌用 薬用美白美容液
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衣料品、家具、インテリア、日用品など生活に必要なものがそろう無印良品。「質の良さ」でファンも多い無印の美容液がこちらです。
岩手県釜石の天然水を使用したスキンケアシリーズのひとつで、有効成分としてビタミンC誘導体を配合してます。「チークがきれいに発色するようになった」「消えなかった傷跡が薄くなってきた」といった口コミを始め、「1プッシュでしっとりする」と使いはじめから保湿力の高さを感じる人もいるよう。
低コストながら、使用感と効果のバランスが良い美容液として話題となっています。
ランコム ジェニフィック アドバンスト
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フランスのコスメブランド、ランコム。研究の末にたどりついた美容液「ジェニフィック アドバンスト」は雑誌でもたびたびとりあげられており、一度は耳にしたことがあるという人も多いかもしれません。
発酵エキス「ピオリサット エキス」「イースト エキス」には多くのアミノ酸、糖類、脂質などが人工的には真似しづらい良バランスで含まれているといいます。その発酵エキスが「肌本来の美しさをよびさます」のだそう。
口コミランキングは安定の上位をキープ!「肌がもともと持っている力を底上げしてくれる」とお守り美容液として常備している人も多い美容液です。
クレ・ド・ポー ボーテ セラムコンサントレエクレルシサン
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医薬部外品の美白美容液です。40mLで税抜15,000円と高価ですが、美白有効成分であるトラネキサム酸が配合されており、メラニンが過剰につくられるのをおさえてシミ・ソバカスを防いでくれます。
口コミでは「美白ものにありがちな乾燥がなくてしっとり」と使い心地の良さを推す声と「夕方も、朝起きて洗顔したときの明るさが持続」など、くすみ改善を喜ぶ声が多くあげられています。
HAKU メラノフォーカス3D
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美白ブランドで有名なHAKUの美白美容液。美白有効成分である4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)、m-トラネキサム酸(トラネキサム酸)を配合しています。
使い心地の良さをあげる声が多く、「サラサラした仕上がりなのに肌がやわらかくなる」「潤いで満たされるのが分かる」「乳液が少なくて済む」「化粧崩れがマシになる」と保湿力を感じている人がたくさんいます。継続していく中で「明るい色のファンデを選べるようになった」という人もいました。
アクアヴィーナス 透輝の滴(とうきのしずく)
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無色透明、とろみのある美容液。化粧水と乳液の間ではなく、洗顔後の肌にすぐつけるタイプです。特長はEGF・FGFを含む8つの細胞成長因子を配合している点。EGFは表皮細胞を、FGFは真皮細胞の増殖を目的にしたもので、化粧品に配合する場合は主にシワ・たるみ対策として使われています。
「頬の赤みと毛穴が落ち着いてきた」「初めはかなり物足りなかったけど、数日後からなめらかなモチ肌に」などの口コミが多くあり、使いはじめは乾燥するので量を使うものの、数日後から少量でも透明感や潤いを感じ始める… と時間差で効果を感じる人が多いようですね。
ミス パリ SC EGFエッセンス
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エステティックサロンとしても知られる「ミス パリ」。同サロンでも使用されているのが表皮細胞の増殖を目的にしたEGFや、活性酵素消去作用を目的にした白金ナノコロイド、プラセンタエキス、ヒアルロン酸を配合した美容液です。
「驚くほどよく伸びる」「じわじわ少しずつ浸透」「皮むけが減った」などの口コミがあり、使用感については「高級化粧品は香りが強いものが多いけど、これは微香でうれしい」といった意見も寄せられています。
効果はもちろん欲しいけれど、使用感も同じくらい重要。そんな人にもおすすめできる美容液のようです。
正しい美容液の取り入れ方について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
私たちはいったいどのくらいまで生きるのでしょう。総務省が発表したデータによると、65歳以上の高齢者は平成29年には3,500万人を突破する予定で昭和25年以降、増加の一途をたどっているようです。つまり、まだまだ先は長い… 。
肌悩みに合った気持ちのいいスキンケアで、いくつになっても美肌を目指していきたいですね。
参考:ランコム、クレ・ド・ポー ボーテ、ドクターリセラ、ミス・パリオンラインショッピング