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年末が近づき、「部屋を大掃除しなきゃ!」と意気込んでいる人もいるかもしれません。でも掃除すべきは部屋だけではありませんよ。毎日あなたが使っているメイク道具だってかなり汚れているんです。
そのままにしておくと、肌にとってかなり悪い影響が起きてしまうことも……。
そこで今回はパフやブラシなどメイク道具の上手なお手入れ術を紹介していきます! お部屋と同様、メイク道具もキレイにして心地よい新年を迎えましょう。
メイクのノリが悪い! それって、メイク道具の汚れが原因かも
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メイクでキレイに見た目を飾って、それだけで満足してはいませんか? これまであまり注目していなかったかもしれませんが、あなたが毎日使っているメイク道具に注目してみると、実は雑菌だらけだったりするんです。
もともと人の皮膚には様々な微生物が存在しているのですが、化粧道具は肌に直接接触させて使うので、微生物がスポンジやブラシなどのメイク道具につきやすいんです。
特にアトピーの原因となる黄色ブドウ球菌やニキビの原因となるアクネ菌は悪影響を及ぼしやすいので注意をしたいですね。20~39歳の女性は、黄色ブドウ球菌の量が多いと言われています。
これらの菌はもちろん目には見えませんが、そのままの状態でメイク道具を使っていると肌トラブルを起こすだけではなく、メイクの仕上がりが悪くなる可能性も。小まめに手入れをして、肌トラブルを避けましょう。
スポンジやパフは念入りな揉み洗いがポイント!
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メイク道具の正しい洗い方を身に付けましょう。一番汚れが付きやすいスポンジやパフですが、ファンデーションが繊維の間に入り込んで固まってはいませんか? まさに雑菌の巣窟です。そんな人はすぐにでも実践してくださいね。
スポンジやパフは、市販のスポンジクリーナーや台所用洗剤などの中性洗剤を含ませて揉み洗いをすることが好ましいです。揉み込んでいくうちにファンデーションが出なくなってきたら、あとはぬるま湯ですすいで日陰で干しておきましょう。
生乾きだと菌が繁殖するもとになります。完全に乾かしてくださいね。
スポンジやパフをしっかりお手入れしているかどうかで、ファンデーションのノリが全く違ってきます。なかなか自分に合う化粧品に出会えなかった人は、もしかしたらメイク道具の汚れが原因かもしれません。
スポンジやパフは毎日頻繁に使うものなので、できれば週1を目安に洗いたいところですね。めんどくさがり屋さんは、安いものをストックしておいて、両面使いきったらさっさと新しいものに交換してしまうのも一つの手です。
ちなみに、洗う洗剤はクレンジングや薬用せっけんを使っても問題はありませんが、中性洗剤に比べると洗浄力はクレンジングで80倍、薬用せっけんで15倍も弱くなります。一般的に食器を洗うような台所洗剤は中性なので、家にあるのであればそちらを使用したほうが効果が高そうです。
さらに除菌力をアップさせたいという人は、中性洗剤で洗ったあとに熱湯につけるといいそうですよ。
ブラシは乾かす時に注意して
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次に洗いにくいブラシ類ですが、こちらは粉をはらった後に洗顔石鹸で優しく揉み洗いするといいでしょう。ブラシが大きなものであれば、仕上げにヘアリンスを少しだけつけると毛並みがより整ってきます。
そうしてすすいだら、無理に水滴を拭おうとせず、タオルに挟んで優しく水分をふき取りましょう。水滴がとれたら今度は乾いたタオルに移し、そこで乾かしていきます。
リップブラシのように汚れがしつこそうなものは、スポンジと同じように中性洗剤で洗ってもOKです。もし天然毛であるならば、水がブラシの中に溜ると腐る原因になるので、穂先が下を向くようにして陰干ししてくださいね。
ブラシ類はきちんと手入れをするだけで断然もちが違ってきます。定期的に石鹸で洗うことは大切ですが、大きめのブラシは使うたびに簡単にティッシュでふき取るようにするといいでしょう。その時はブラシ全体をティッシュに包んで、毛先に向かって優しく揉み出してください。ブラシの中に入り込んだ汚れをかき出すためにヘアブラシでとかすのもアリですよ。
やってはいけないのは、力任せにブラシをぐりぐりと抑えつけて粉を払うことです。ブラシが痛む原因になります。
ビューラーを清潔にしてまつげの劣化を防ぐ
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ビューラーも汚れが溜るメイク道具の一つです。ビューラーはアイメイクの終盤に使うことが多いですよね。そのためメイクがついて残りやすいので、なおさら清潔に持っておく必要があります。
ビューラーは、まず、雑菌効果のあるウェットティッシュを使って残っているマスカラのカスをキレイにふき取ってください。この時に柄の部分も合わせてキレイにしておくといいですね。マスカラが固まってなかなか取れないなら、ポイントリムーバーをつけるとより取れやすくなりますよ。
ビューラーが汚れたままだと、まつ毛の生え際に細菌が侵入して、まつ毛が抜けやすくなってしまいます。ビューラーのゴムの部分が劣化したらすぐに取り換えることも忘れないでください。横筋が入ったら取り換え時です。
スクリューブラシやシャドウチップの手入れも大切
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スクリューブラシやシャドウチップも、小さいですが小まめに洗っていきましょう。
スクリューブラシは洗面容器に洗顔料を入れてじゃばじゃばと洗って下さい。キレイになったら乾かし、ブラシの隙間に汚れが残っていたらピンセットや楊枝で取りましょう。
アイシャドウチップは中性洗剤を薄くとかしたぬるま湯で揉み洗いして、タオルで水気を切ったら陰干しして乾かします。
目の周りの皮膚は薄くトラブルになりやすいので、アイシャドウチップを清潔に保つことは大切です。キレイになると発色も変わってきますよ。
メイクポーチも忘れずキレイに
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最後に、忘れてはいけないのはメイクポーチです。いつの間にかファンデーションやチークがポーチの内側についている人も多いのではないでしょうか。
メイクポーチは手洗い、もしくはネットに入れて洗濯機にぽいっと入れればすぐキレイになりますよ。せっかくすべてをキレイにしても、メイクポーチが汚れていたら何の意味もないので、メイク道具を乾かしている隙にこちらもやってしまいましょう。
メイク道具のお掃除はやろうやろうと思っていても、なかなかできないものですよね。だったらこの年末を機会に一気にキレイにしてしまいましょう。
お風呂に入りながらや、予定がキャンセルになったときこそチャンスです。気持ちのいいメイクで2018年を迎えて下さいね。
参考:四国大学、FUJIFILM、MISSHA、『今こそ。大人メイク 目ヂカラの威力』主婦の友社/長網志津子、竹田ブラシ製作所、竹田ブラシ製作所、アンファー株式会社、HADEAMI、Kanebo