夏の訪れとともに、普段より一層気になる顔のしみ、くすみ。色々な化粧品を試してきたけれど、イマイチ納得できる効果が得られなかったという人も多いのでは?
それなら今年の夏は、「発想の転換」でキッチンにある食材を美容コスメとして取り入れてみるのはどうでしょう。
今回は、紫外線によるしみ・くすみから肌を守ってくれる、夏にピッタリのDIY美白フードをピックアップしてみました。
美白と同時に毛穴もキュッと引き締まるリンゴ酢
海外のビューティーサイトや雑誌で、美白に良いとされているお馴染みのリンゴ酢。肌の再生能力を促進させるアルファヒドロキシ酸が含まれているため、しみやくすみの撃退に効果があることが研究でも証明済みです。
さらに、毛穴の奥に詰まった角栓や汚れを取り除き、毛穴をキュッと引き締めてくれる効果も期待できるのだとか。
コットンにリンゴ酢と水を1:2程度の割合で染み込ませ、洗顔後の顔をまんべんなくパッティングしていくだけでOK。実際に試してみたところ、リンゴ酢の香りがツーンと強烈で、少し肌がピリッとしますが、パッティング後の爽快感は病みつきに!
気になる美白効果ですが、私の場合は2〜3週間使い続けていうるうちに、頬の肌トーンが少し明るくなったのを実感できました。
これぞビタミンCの宝庫!気になる部分の集中ケアにおススメのレモン
メラニンの生成を抑制し、コラーゲンの生成をサポートしてくれるビタミンCが凝縮されているレモンは、まさに美白にうってつけのフルーツ。全国清涼飲料工業会の報告によると、レモン果実1個当たりにつき、20mgのビタミンCが配合されているのだそう。
前出のリンゴ酢と同じく、そのまま肌に塗ると刺激が強すぎるため、水で薄めるのが必須。顔全体よりも、気になるシミ部分にのみ使用する、集中美白コスメとして使用するのがおススメです。
またレモンにはビタミンCと同時に、紫外線により逆にメラニンの生成を促してしまう光毒性の「ソラレン」も含まれているため、夜のみの使用が鉄則。
賛否両論あるレモン汁ですが、海外では昔から伝わる美白フードとして、私の友人の間でも取り入れている人が多いアイテムです。
意外なアイテム!? スルフェン酸とビタミンが豊富な玉ねぎ
一見美白とは無縁のように思える玉ねぎですが、肌トーンをアップさせる効果のあるスルフェン酸と各種ビタミンが含まれています。
血液をサラサラにしたリ、疲労回復に効果的なのは知っていましたが、美白にも良いとは意外でした。虫刺されや火傷後などを薄くする効果もあるみたいです。
先に紹介した2つとは違い、独特の臭いがあるため、肌に塗るのには若干勇気がいるのが正直なところ。良薬は口に苦しで、思い切って試してみてもいいかもしれませんね。その際は、ミキサーにかけて潰した汁を使用するのが◎。
もういろいろな美白コスメを使い果たし、万策尽きた……という人に、是非チェックしてほしいDIY美白フードコスメ。キッチンで手軽に揃えられるものばかりなので、試してみる価値アリです。
【参考文献】Byrdie AU、YS、STYLECRAZE