恋愛をしたいと思ったときどうしても気になるのが、男性は女性のどの部分を見て何を評価しているのか、ということ。
今回はアムール(愛)の国フランスから、男性が女性のどんなところを重要視しているか、4つのポイントを教えます!
1.女性のセンシュアルさが一番大切!
センシュアルは日本語に訳すと官能性という言葉がでてきますが、セクシュアルという「性的魅力」とは違います。
その人のもつ香りたつ雰囲気、五感や感性を駆使したもの。「艶」という言葉が近いかもしれません。
例えば、胸元の谷間が見えるくらいバーンと開けていたり、超ミニスカートをはいていたり、というわかりやすい色っぽさは、センシュアルとは言いません。
フランス人は比較的に露出が少なめで、あっても一部。ジーンズでカジュアルなのに、上半身のニットはデコルテがかなり開いているとか、前から見ると普通の服なのに、後ろから見ると背中が開いているなど。
格好自体は普通なのに、なんか艶っぽい。それがセンシュアルな女性です。これは「五感にどれだけ素直かどうか」、にかかっています。
例えば、美術館や展示会などアート観賞、映画、友人たちとの語らいや食事のとき、目、耳、舌、鼻、体感など全てのセンサーをオープンにする、ということ。無機質で感性に乏しいロボットみたいな女性は、つまらないと感じます。
思ったことを心に秘めてしまうのではなく、「おいしい」「美しい」「いい香り」など体全体で感じたものを素直に表現することが「センシュアル」を構築する要素になってくるのです。
2.自分に自信を持っている
自信を持っているということは、自分を信じているということ。自分自身を信じることができず、満足できない人が男性を満足させることはできません。
また、自信を持っているということは独立心のある女性であるとも言えます。自分を持っている「自立した女性」は魅力的に見えるのです。
自分に自信を持つためには、自分のいいところを徹底的に自分が認めることが重要。恥ずかしい、とか、わたしなんか……と遠慮する必要はないのです。
わたしは、グループになって1人1分ずつ、みんながその人のことを本気でほめまくる……というワークをやったことがあります。
相手からいいところを指摘されることは照れますし、こそばゆいのですが、何度もくりかえすとテンションが上がりますし、本人もその気になってきます。
3.柔らかく、優しく甘えられる
自分に自信を持っていて自立している女性は魅力的ですが、これが極端にでてしまうと「強くてなんか怖そう」な人になってしまいます。
douceur(甘美な)というフランス語の女性らしい柔らかさ、優しさを持って、男性に甘えることも女性の部分ではとっても大切な要素。
ただし、甘えるかわいらしい女性になろうとして、依存しすぎないことがポイント。自立していて自信を持っていながらも、男性に甘えるかわいい一面があるからこそ男性はうれしいのです。
4.あなたらしさがある
男性の話をきちんと耳を傾け、理解しようとし、二人でいる時間を心地よくいられるための努力をしている。そんな理想的な女性でも、それがただ「彼の理想の彼女」の役割を演じているだけで、あなたらしさを殺していては意味がないのです。
あなたがあなたらしく、自然でいる、それが男性にとってはとても大切なこと。無理に「理想の女性になろう」と自分を偽ろうとするのはやめましょう。
相手に合わせようとなりきろうとして不自然になってしまっては、最終的には男性にもバレますし、関係は長続きしません。「自分らしさ」をどこまで魅力に変えるか、ということにかかっていると言えますね。
自分らしさを大切にし自立していながら、女性としてのかわいらしさもあり、同時に艶っぽさもある、それがフランスの男性が女性に求めていることのようです。
「どうせフランス人の話でしょう? わたし日本人だから……」と思っていますか? でもこれって強弱の差はあるものの、国籍を問わずどの男性も女性に求めていることだと思うのです。他人事では片づけられません。
相手の望む通りの女性になろうと必死に努力することではなく、「あなたが女性として、あなたらしく魅力的に輝くためにはどうしたらいいか」にフォーカスすることが大切なのではないでしょうか。
(参照)「セドゥクション・バイ・カメル」