VRゲームを精力的にリリースしている株式会社コロプラは4月28日に新作ソフト「TITAN SLAYER」をリリースしました。
本作もコロプラのVRへの本気度が伝わる超ハイクオリティーの良作なので、さっそくプレイレビューをしてみようとおもいます!
TITAN SLAYERとは!
『TITAN SLAYER』は、次々と襲いかかってくるオークや巨人などの巨大な怪物たちやモンスターを、剣・弓・銃といった武器を駆使して倒していく、一人称視点の本格体感アクションゲームです。
開発は株式会社コロプラで、コロプラはVIVEやoculusの登場時からVRに注目し、多くのタイトルをリリースしています。
巨人と戦うアクションゲーム!ぶった切って銃で撃って爽快アクション!
本作の魅力は何といってもその爽快なアクション!HTC VIVEのモーションコントローラーを最大限利用した体を動かすアクションでプレイヤーめがけて迫ってくる巨人たちをバッサバッサとなぎ倒すことが出来る本作は快感。の一言に尽きます。
また本作で独自性が高いと感じたのは、シビアで精密なアタリ判定で、剣を振って戦うVRアクションゲームにありがちな、「当たれば倒せる」というものではなく、当たった場所や剣の振りの強さまでゲームに反映させ、本気で戦わないと勝てないようにできています。
強く剣を振らないと敵に大きなダメージを与えられないので、おのずと体を動かす量は増えていきます。プレイしているうちに楽しく運動やシェイプアップにもなるかもしれません。
デカい!ヤバい!大迫力のボスキャラクター!
各ステージにはそのステージの最後の難関としてボスキャラクターが登場します。
通常の敵とは違いステージボスはとにかくでかい!このゲームのタイトルの通り、Titanなのです!
圧倒的な迫力とスケール感はただのアクションRPGやFPSでは味わえないもので、それをみずからのちからで打ち勝つ爽快感は何物にも代えられません。
怖いだけでなく細部にまで作りこまれて、カッコいい巨人たちをぜひVRで味わってみてください。
やりこみ抜群!豊富な武器のバリエーション!どの武器を使うかはプレイヤー次第!
武器には豊富なバリエーションがあり、ゲームに奥行きを持たせています。
剣と楯というオーソドックスなスタイルで戦うことも、もちろん可能ですが拳銃や弓矢、ショットガンなどもあり、ゲームを進めていくとアンロックされていきます。
ゲームを進めるとアンロックされていくので、ついついプレイしてしまう中毒性があります。武器の数だけ戦い方や戦略も異なり、やりこみ要素も抜群です。
左右の肩と腰に武器を収納でき、取り出すシステムなので4つまで武器を戦闘にもっていけます。多彩な武器で多彩な武器で戦略を作るシンプルながら奥深いゲームとなっています。
やりこみ要素の一つとして、実績機能も搭載し、使用した武器や倒した敵に応じて実績が解除されていきます。コンプリートを目指そう!!
攻撃だけじゃない!敵の攻撃を避けたり防いだり!熱い攻防戦!
本作の魅力はただ銃や剣で敵を一方的に攻撃するだけの所謂、無双系のゲームではなく、敵もプレイヤーに対して強烈な攻撃を仕掛けてくるところにあります。
その攻撃の危うさや迫力はVRならではで、そんな攻撃をジリジリとしのいだりスレスレで避けるといったスリルは現状、本作でしか味わえないのではないでしょうか。
敵の攻撃に対して、プレイヤーは楯で防ぐか、体を動かしてよけなけれないけません。楯で防ぎ続けていると武器が勢いで落ちてしまうことがあるので、攻撃を守るか避けるか瞬間の判断が必要なゲームです。
楯を装備して堅実に戦うか、楯を捨てて、武器だけを持って行って、トリッキーなプレイで楽しむか、まさにプレイヤー次第です。
スタイリッシュに技をかけろ!プレイヤーの動き次第で増えるポイントでハイスコアを目指せ!
このゲームではハイスコアに敵を倒した数や被ダメージ以外にもスタイリッシュポイントという加点、減点方式が採用されています。
このシステムは敵をカッコよく倒すと、加点しずっと攻撃をよけるためにしゃがみ続けてたりすると減点されていきます。
ダサい戦い方は絶対に許さなれない!スタイリッシュにかっこよく倒すのもこのゲームの目的です。
最高難易度のステージで、かっこよく敵を倒し、オンラインランキング上位を目指しましょう。
さすが、ヒットメーカーの送り出すVRゲーム!しっかり遊べる体感VRゲームとして秀逸!
本作をプレイしての全体的な感想は、VRゲームの多くはVRとしての体感性を確保するためにゲーム性は乏しかったりします。
逆に、ゲーム性のほうに振り切ってしまったVRゲームだと、ゲームとしては面白いけどVRである意味が感じられなかったり、VR酔いを感じやすいものだったりします。
本作はVRゲームをデバイスの出始めたVR元年からVRゲーム開発を続けたコロプラだからできた、高いVRへの理解やゲームとしての面白さの追求を感じさせる作品でした。
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