本体にAndroidベースのOSが内蔵されており、358gと軽量なため、長時間着用していても疲れにくく、ケーブルによって煩わしい思いをすることもないという。また、価格の安さが大きな特徴となっている。
本体を側面から見ると、入出力部が確認できる。VRコンテンツの音を再生するためのヘッドホンを接続するイヤフォンジャックの他、最大32GB(64GBとの記載もあり、どちらが正しいのか不明)の記憶容量を追加可能なTFカードスロット(mircoSDカードスロット)も用意されている。
本体に内蔵されたバッテリーを充電するときに使用するUSBポートもここだ。
本体の下部には、メニュー画面での操作や動画のコントロールに使う多くのボタンが集まっている。全てのボタンがここにあるため、それぞれの位置さえ覚えてしまえばスムーズに操作可能だ。
スクリーンは5.5インチで720×1080とやや解像度が低めだが、視野角は100度ある。
チップセットは1.8GhzクアッドコアのRockchip 3126を採用し、高解像度のビデオデコードでその性能を発揮するという。アーキテクチャが異なるため他のVRヘッドセットとの単純な比較はできないが、周波数やコア数から考えれば数世代前のスマートフォン程度の性能がありそうだ。
搭載OSはAndroid 5.1だが、RAMが1GBでコストダウンが図られているようだ。スマートフォンに比べてVR向けにチューニングされているとしても、高い処理能力を要求するアプリを動作させるのは難しいと思われる。
通信ではBluetooth4.0に対応しているだめ、無線ヘッドホンも接続できる。もちろん本体を直接Wi-Fiに接続してVR動画やアプリストアを利用することも可能だ。
バッテリーの駆動時間は6~7時間とされている。
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