3月27日(月)に、パシフィコ横浜で「セ・リーグファンミーティング2017」が開催されました。
会場内ではスマホ向けVRスポーツ動画配信アプリ、「J SPORTS VR」の先行体験ブースが出展され、本アプリの開発を担当した、VRize社からイベント模様のレポートが届いたので紹介したいと思います。
セ・リーグファンミーティングとは
パシフィコ横浜を貸し切って行われる本イベントは、今年で5年目を迎え、各球団や協賛企業が出店するブースもあり、ここでしか買えないグッズを購入する事もでき、その他に今シーズンの選手の状態を、全6球団の監督のトークセッションで聞けたり、野球ファンには人気のイベントとなっています。
会場の様子
J SPORTSブース
J SPORTSブースでは、4月リリース予定の「J SPORTS VR」アプリが先行体験できるブースが出展され、多くのお客様が体験されましたので、その模様をご紹介します。
ブースの入口
更に近寄ると、VR体験の告知が
実際の体験は?
写真のように当日は、大盛況で、常に人が絶えない状況で体験会は進められました。
一般の方でも、VRといった最先端のテクノロジーを目の間にすると、興味をもつ方はやはり多く、沢山の方にVR体験を提供できました。
提供コンテンツの一つで、イベント前に撮影された「中日ドラゴンズの打撃練習」の模様は、ドラゴンズの新監督である森監督よりも選手に近い位置で撮影された、普段体験できない映像にファンの皆さんは大興奮の模様でした。
他、平面の動画をVR空間に大画面で表示する、シアターモードの映像も非常に好評で、初めての体験に驚き声をあげる方も多く見られました。
取材にきていた、アイドルグループ「ガールズホライズン」の方々にも体験いただきました。
尚、実際に体験後に行った来場者アンケートからみえたのが、ほとんどの方がVRを初めて体験された方でした。
今回、沢山の野球ファンが、実際の臨場感ある野球動画をVR体験し反応を見る限り、今後のVRスポーツ映像配信の普及への一歩にもなったのではないかと感じました。
J SPORTS VRアプリとは?
「J SPORTS VR」は、モバイル端末を利用して、VRヘッドセットに映し出される仮想空間内の巨大な画面で、 J SPORTSの無料動画コンテンツ(野球・ラグビー・サッカー・ラグビー・サイクルロードレース他)から、臨場感あふれる動画を楽しめるスマホ向けVRアプリとなっており、本アプリを開発しているのが、取材レポートを提供の株式会社VRizeとなります。
360度の動画で、実際にその場所にいるような錯覚になるVR動画の体験、既存のオンデマンドで配信している動画は、VR空間に大画面スクリーンで表示することで、より臨場感を味わえるアプリとなっています。
本アプリはVRize社のVRize Videoで制作されており、iPhone、Android、GearVR向けにリリースがされる予定となっており、正確なリリース日は現在確定していないが、リリース予定は、4月中にiPhone、Android版が配信です。
リリース時は、どなたでも無料でダウンロード提供を行い、VRスポーツの普及に貢献できればと考えています。
まとめ
今回の体験イベントでは、なんと約350名以上の方にJ SPORTS VRアプリを体験頂けました。
VRというものがまだまだ一般普及していない中、実際に展示ブースが目の前にあれば、沢山の方が興味を示し体験を頂け、また、VRという認知が今後益々広がり続けるだろうと、VR市場への未来が見え体験会でした。
改めてですが、VRは「距離を越えその場にいるような体験が出来る」ことに本質的な体験価値があるということ、その観点から「VR×スポーツ」の相性は非常に良いことが運営者としても体感出来ました。
ワールドカップや、東京オリンピックをVRで視聴するということが、現実的に感じ始められる良い機会となりました。
実際にイベントで得られたお客様の声を元に、「J SPORTS VR」のブラッシュアップを行い、本リリースで更なる驚きを提供出来ればと思います。
取材ライター:株式会社VRize COO 中村 拓哉氏
VRize概要
VRizeは、「VRize the world」をミッションとして掲げ、VRアプリケーションの開発や、収益化を支援するサービスを開発するテクノロジーカンパニーです。
高機能・マルチデバイス対応のVR動画アプリを洗練されたUI/UXを、短納期・低価格で制作できるCMサービス「VRize Video」、VRアプリ内に広告を挿入出来る日本初のVRアドネットワーク「VRize Ad」の2サービスを手掛けています。
KDDI株式会社が運営するスタートアップ支援プログラム「KDDI ∞ Labo」第11期で採択されています。
今回展示された、「J SPORTS VR」のアプリの開発も担当しております。
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