Unifyで制作されたゲームを、様々なVRプラットフォームから出版できることを目的として制作されたアプリ「VUSR」が発表された。
「VUSR」
「VUSR」とは、制作したVRコンテンツを誰もが簡単に出版、そしてマネタイズができるVRプラットフォームである、と開発を行ったSecret Locationが発表した。
「VUSR」が導入された一つ目のアプリとなったのは、大手車メーカー「Mach1」と、米新聞社「The New York Times」のコラボによりアップデートされたアプリ「NYT VR」となった。
こちらのアプリは現在、Google Daydreamでダウンロードが可能だ。
Secret LocationのVUSRは、世界共通の基準がないことにより散り散りとなっているVR市場において、マネタイズできるという点から、開発者達を魅了する策の元、2年間もの開発期間によって制作された。
VUSRにより、開発者達は自身のコンテンツを、現存するVRハードウェア、そして新規ハードウェアにもアップデートすることができる。
Secret Locationの公式ウェブページ
http://thesecretlocation.com
Secret Location、製作指揮者のコメント
Secret Location創設者であり、製作指揮者のJames Milward氏は以下のように語る。
「我々はストーリーテリング体験を加速化、そして仮想現実という並行世界の体験を制作する開発者達をサポートするための組織です。
Secret LocationのVUSRは、クリエイター達の作品を、全てのプラットフォームで配信することができます。」
Secret Location、テクニカルディレクターのコメント
Secret Location創設者であり、テクニカルディレクターのRyan Andal氏は以下のように語る。
「VRのクリエイターが、散り散りになるという問題からは解放されるでしょう。
今日の市場に存在する、多種のVRヘッドセットの数々により生じる問題を解決できる最初のプラットフォームこそが、VUSRなのです。
今後
「VUSR」は今後、Google Cardboard、OculusRift、HTC社のVive、PlayStation VR、そしてGear VRに対応予定である
参照:Vrfocus
URL:https://www.vrfocus.com/2016/11/create-publish-your-own-vr-content-with-vusr/
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