メタバースマッチングアプリ「Memotia」を運営している株式会社Flamersは、「メタバース婚活」の認知拡大とその普及を目指し『メタバース婚活普及推進協会』を設立したことを発表しました。
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『メタバース婚活普及推進協会』設立！
「メタバース婚活」とは？
「メタバース婚活」とは、ユーザーが自身の顔を出さずアバターとなって恋人を探すことができるという”新しい形の婚活”で、そのメリットとして
・顔出し不要で安全性が高い
・スマートフォンのみで話せ気楽に体験できる
・居住地の縛りがなくどこからでも参加可能
といった点が挙げられます。
これらのメリットが、婚活において障害となっている様々な問題の解決につながることが期待されています。
そこで、メタバース婚活の認知拡大と普及を図る目的で『メタバース婚活普及推進協会』が設立されています。
『メタバース婚活普及推進協会』設立の目的
『メタバース婚活普及推進協会』は、「メタバースで婚活する」という新しい文化を広め、多くの人々に公平で安心な出会いの場を提供することを目指し設立されています。
本協会では恋愛経験の乏しい人や、地方での出会いに悩む人に新しい可能性を提供し、地域社会の活性化にも貢献する未来を実現するために以下の活動を展開することが計画されています。
・メタバース婚活の導入に興味がある自治体・企業向けに相談窓口設置
・メタバース婚活のノウハウについての情報発信
・メタバース婚活についての啓蒙活動
・初対面の相手と距離を縮めるメタバースのワールド開発
・メタバース婚活と提携したい企業の相談窓口設置
「メタバース婚活」で実現できること
「メタバース婚活」には恋愛経験の有無や居住地に関係なく、公平にチャンスがある出会いの場を提供することが期待されています。
中でも以下の点が、従来の婚活イベントとの相違点として注目されています。
”気軽さ”と”真剣さ”を両立できる
「メタバース婚活」ではVR空間での出会いが提供されるため、顔写真による審査がないことから、外見に対するプレッシャーを感じずに参加することが可能となります。
このことが、恋愛経験が少ないユーザーでも安心して活動を始めることができるという”気軽さ”につながっています。
一方で、VR空間で親密になったユーザー同士は”リアル”で対面するステップを通じて、実生活における真剣な関係を築くこともできるという”真剣さ”も実現しています。
「メタバース婚活」では、”気軽さ”と”真剣さ”を両立させた新しい出会いの形を実現することに成功しています。
距離を超えた出会いが提供できる
メタバースならではの利点である”物理的な距離を超えた”出会いが提供できるため、地方と都市部など全国の多様な人々とつながることができ、選択肢を広げることが可能となります。
これにより、地方の男女比の偏りが補われるなど、出会いの難しさの解消が期待できます。
地方自治体との連携
地方自治体と協力し、自治体が主催するメタバース内イベントや地域紹介を通じ地方の魅力を全国に発信するなど、新たなカップルの形成を促進し、婚姻件数の減少に悩む地域での婚活支援が計画されています。
2023年11月には、京都市が主催した婚活イベントに採用されるなど、地元での出会いが増えることで、地域社会の活性化にも寄与することが期待されています。
京都市と提携した婚活イベントは男女５名合計10名が参加し４組のカップルが誕生
自然なコミュニケーションが促進される
メタバースでは自己紹介のアシストや会話の話題をデート空間に表示させることが可能な仕様となっています。
また、ゲームなどの共同作業を通じて距離を縮めることもできるなど、現実のデートよりコミュニケーションサポートが豊富なので、恋愛経験が少なくてもリラックスして初対面の人と会話できるという交流が可能となっています。
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今後の展開
現代社会ではゲームやライブ、イベント、仕事などあらゆる活動がメタバース上で展開されつつある状況です。
『メタバース婚活普及推進協会』では、「メタバース空間で初デートをする」にとどまらず「メタバース空間で距離を縮める」あるいは「メタバース空間で告白をする」という新しい文化である「メタバース婚活」を普及することで、その可能性を追求したいとしています。
まとめ
恋愛経験の有無や居住地に関係なく、公平にチャンスがある出会いの場を提供することができる新しい文化「メタバース婚活」の認知拡大と普及を目指し、『メタバース婚活普及推進協会』が設立されています。
アバター同士で出会いからデートまで体験できるなんて、新たな文化が生まれる瞬間のワクワク感を感じずにはいられないニュースですね。
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