株式会社ディー・エル・イーの関連子会社である株式会社Conectiが、現在開発を進めているビジネス特化型メタバース「Conecti」の全貌を公開しています。
それと併せて、クローズドβ版の先行予約も開始しています。
ビジネス特化型メタバース「Conecti」概要が公開
現在開発が進められている「Conecti(コネクティ)」は、3Dで世界観が構築されたビジネス特化型メタバースで、従来の閉じられたオフィスのみならず、
・すべてのユーザーに解放されたパブリックスペース
・AIで自律するアバター
などのコミュニケーションツールの枠を超えた、『新たなビジネスを創出するメタバース』をコンセプトに開発が進められています。
あの「秘密結社 鷹の爪」の生みの親であるトップクリエイター・FROGMANさんが代表を務めるConecti社の開発する本メタバースは、株式会社ダズルの元CEOでありXRのスペシャリストである山田泰央さんが開発の総指揮として携わっており、また5年後の未来にConectiが働き方をどう変えるのかを、DLEが保有するキャラクターの『吉田勝子』が楽しく紹介した動画も公開されています。
クローズドβ版先行予約開始
今回発表された「Conecti」は、ビジネスの新たな次元を切り開くプラットフォームとして期待されており、そのクローズドβ版の先行予約も開始されています。
<代表取締役 FROGMANコメント>
アニメ作っていたクリエイターがどうしてメタバースを?
そう違和感を感じるかもしれません。
なんだか違和感あるかもしれませんね。
でも私たちはエンタメとメタバースは、切っても切れない関係にあると考えています。
というのもメタバースは本来、親しみやすくてワクワクする世界でなければいけませんよね?
そしてそれらの演出は日ごろからアニメやコミック、MVにゲームを作る私たちDLEグループの得意分野。
つまり私たちがメタバースを手掛けるのは必然なのです。
AIやAR、アバターやSNSなどあらゆる技術を盛り込んで、みんなが心地よく、新しいビジネスをワクワクして生み出せる世界をどうか体験してみてください。
人手不足解消のサポートへ
「Conecti」ではAIの活用に力を入れた点が注目されており、自律的なAIアバターを導入することで企業が人手不足に悩む中で業務をサポートし、生産性の向上を図っていきます。
また3D表現された世界観とアバターは従来の2Dアバターよりも表現力豊かになっているということで、リモートワークにおけるコミュニケーション不足の懸念を払拭することが期待されています。
さらに従来のクラウドオフィスとは異なり、セキュアなオフィススペースとともに開かれたパブリックスペースのアイデアを取り入れ、企業の交流やイベント開催が可能な場を提供するようになっています。
「Conecti」は既存のビジネスツールとの連携も強化されており、カレンダーの編集やメールのやり取り・コミュニケーションツールの活用も可能になっています。
ここでは長時間滞在することが重視されており、働く環境をモチベーションに溢れるものへと変えることで、新たなビジネスのスタンダードを築くことが期待されています。
またARを活用したARワークは、広大な空間で資料の作成やコラボレーションを可能にしており、ARゴーグルを使用することで、より没入感のある会議やプレゼンテーションが実現できます。
さらにお互いの仕事に対する感謝を示す「イイね」機能も搭載されていて、リモートワーク下の孤独感を和らげ、公平な評価を促進するようになっています。
オフィススペースとパブリックスペース
今回の発表ではオフィススペースとパブリックスペースが公開されており、そのうちオフィススペースは3Dで表現されており、アバターでのコミュニケーションのみならず、顔出しでのリモート会議や画面共有も可能になっています。
アバターは自由にエディットが可能になっていて、さらに『喜び』『悲しみ』などのモーションでの感情表現もできるようになっています。
もう一方のパブリックスペースには、Conectiにアカウントを持つ企業のユーザーは誰でも入場可能で、他企業のユーザーとの交流ができるようになっています。
ここでは自社のPRや商談、ウェビナーやEラーニング・上映会や音楽イベントなど、様々な催しも開催できるようになっています。
まとめ
現在開発が進められているビジネス特化型メタバース「Conecti」の概要が、今回発表されています。
バーチャルオフィスでのコミュニケーションだけでなく企業同士の交流も可能で、クローズドβ版の先行予約も併せて開始されています。
これまでとは違ったビジネス型メタバースの登場に、ますます注目が集まりそうです。
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