株式会社HIKKYが、Webブラウザ上で誰もが気軽に楽しめるメタバースサービス「My Vket(マイブイケット)」β版内のアバター制作機能”Vket Avatar Maker(ブイケットアバターメイカー)”に、新機能を実装したことを発表しています。
今回実装されたのは手軽にオリジナルのデジタルファッションが作れる機能で、制作したデザインデータは販売することも可能になっています。
「My Vket」β版に新機能を実装
「My Vket」は、バーチャルマーケットなどで名高いHIKKYが開発しているメタバースサービスで、そのβ版が昨年12月にリリースされています。
アプリやソフトウェアのダウンロードが不要で、ハイスペックPCやVR機器がなくてもスマホやPCのWebブラウザ上で気軽にメタバースを楽しめることを目指しており、ここでは自分の思い通りのアバターを作成したり、自分だけのメタバース上のスペースを作成したりして、ユーザー同士でのコミュニケーションやイベント参加など、様々なメタバース体験が手軽にできます。
そんな同サービス内のアバター制作機能「Vket Avatar Maker」に今回、手軽にオリジナルのデジタルファッションが作れる新機能が実装されています。
アップロードするだけでデザイン変更可
この新機能ではアバターの衣装デザインを簡単に変更できるようになっており、3Dソフトで編集することなく、Webブラウザ上で自分の好きな画像や柄のpngデータをアップロードするだけで簡単に行えます。
テンプレは8種類!オリジナルへ変更可能
ここでは衣装のテンプレートをPSD形式でダウンロードすることができ、Photoshopで自由に編集して、よりオリジナル性のあるアバターの衣装を作ることもできます。
また、デザイン変更可能なアイテムは
・Tシャツやスカート
・パンツ
・シューズ
など8種類が用意されており、公式によると今後も対象アイテムを増やしていく予定だということです。
制作したデザインは販売も可能
この機能で制作したテクスチャデータ(デザインした衣装データ)は、Vket Storeなどの3Dアイテム商品を取り扱うECサイトで自由に販売することができ、さらに今回のリリース記念として、Vket Store内にテクスチャの特集ページが公開されています。
また、無料で使えるテクスチャデータも配布されています。
制作したアバターは商用・非商用を問わず利用できる
制作したアバターは、My Vket内で使えるだけでなくVRM形式でエクスポートすることもでき、VRMに対応した他のプラットフォームで商用・非商用問わずに利用することもできます。(利用規約参照)
他にも新機能が登場
今回のアップデートで、他にもフォローやメッセージが送れるソーシャル機能や、マイルームから外部サイトへ遷移できる機能も追加されており、また3月5日まで行われているオンライン同人誌即売会「ComicVket 3」でミッションをクリアすると、バッジ(称号)がもらえる機能もリリースされています。
まとめ
メタバースサービス「My Vket」β版のアバター制作機能に、Webブラウザでオリジナルのデジタルファッションが作れる新機能が実装されています。
制作したデザインデータは販売も可能で、制作自体は画像をアップするだけで簡単にできます。
手軽にできるメタバース体験を、ぜひ楽しんでください。
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