ライブリッツ株式会社が提供するメタバース空間構築プラットフォーム「MetaStation」が、フューチャー株式会社のSDGsの取組みを紹介するメタバース空間制作に採用され、完成したメタバース空間が2022年9月20日より公開されています。
メタバース空間構築プラットフォーム「MetaStation」提供開始
今回提供開始された「MetaStation」は、ライブリッツ社が手掛けるメタバース空間の構築および運営を支援するプラットフォームです。
ライブリッツ社は、『スポーツおよび地域創生におけるデジタルイノベーションの実現』を目指して2011年10月に設立されており、過去には、日本テレビのスポーツニュース番組「Going! Sports&News」の2021年12月4日放送回に”プロ野球投手の投球軌道をVRで再現するコンテンツ”を提供しているほか、2021年3月にはARアプリ「こめかんAR」を制作しています。
「こめかんAR」は、プロ野球球団・読売巨人軍の「巨人軍開幕記念缶」を撮影すると、公式マスコット『ジャビット』がARで出現し、ジャビットと写真や動画が撮れるARアプリです。
他にも、2019年2月に読売巨人軍のファンサービス戦略を最新ITで実現する会員管理システムを構築したり、2021年10月にNTTドコモレッドハリケーンズ大阪と協業し”ラグビー界のDX”を実現する、2022年9月の清水エスパルスの後援会管理システムを構築するなど、XR(クロスリアリティ)を活用したサービスの開発に積極的に取り組んできた実績を有します。
「MetaStation」の特徴
「MetaStation」ではバーチャル空間に
・オフィス
・イベント会場
・スタジアム
・店舗
などを自由に構築することができます。
さらに、バーチャル空間内では3Dキャラクターによる”案内”や”接客”もできるため、来場者と双方向のコミュニケーションを図ることが可能となります。
この”双方向コミュニケーション”により、『これまでWebサイトで提供していたコンテンツをよりわかりやすく表現する』ことを実現しています。
フューチャー社の取組みを紹介する空間に採用
この「MetaStation」が、今回フューチャー社に採用され、同社のサステナビリティの取組みを紹介するメタバース空間が今月20日より公開されています。
今後の展開
ライブリッツ社では今後「MetaStation」の機能を拡張し、読売巨人軍(プロ野球セントラルリーグ)、ジークスター東京(日本ハンドボールリーグ)、NTTドコモレッドハリケーンズ大阪(ジャパンラグビートップリーグ)、清水エスパルス(サッカーJリーグ)など多数のスポーツチームが利用しているEC・ファンクラブシステム「Fast Biz」との連携を予定しています。
この連携により、
・メタバース空間来場者をファンクラブへ誘導する
・ファン向けイベントを開催する
・チームグッズやデジタルコンテンツを販売する
・ファン同士が交流する
といった”場所にとらわれない多彩なファンサービス”が実現します。
ライブリッツ社はこれからもメタバースを活用した新たなユーザー体験を追求するとともに、スポーツをはじめとするエンターテインメント企業のメタバースを活用した新たなビジネスへのチャレンジを支援するとしています。
まとめ
ライブリッツ社が手掛けるメタバース空間構築プラットフォーム「MetaStation」がリリースされています。
この「MetaStation」をフューチャー社が採用し、同社のサステナビリティの取組みを紹介するメタバース空間が、今月20日より公開されています。
メタバースという言葉を日常でよく耳にするようになりましたが、導入するにはどうすればよいのかわからないという企業もまだまだ多い中、メタバースを構築・運営できるプラットフォームが公開されたというのは心強く感じるニュースですね。
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