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【楽天カード】決済サービスへのチャージが還元なし・海外事務手数料アップなど改悪が相次ぐ 新サービス「楽天カードプリぺ」に期待


楽天カードが2025年に複数の改悪を行います。主な変更点として、決済サービスへのチャージがポイント還元の対象外になり、Visa・Mastercardの海外利用時の還元率が半減します。また、海外事務手数料が2.2%から3.63%に上昇し、再発行手数料が有料化されます。さらにプライオリティ・パスの利用条件も厳しくなります。しかし、新サービス「楽天カードプリぺ」の登場には期待が集まっており、このカードはチャージで0.5%の還元を提供します。また、楽天銀行の引き落としによる預金金利のアップも見込まれます。新たな取り組みとしては、「ドラゴンボールDAIMAデザイン」のカード発行も開始されます。

【楽天カード】決済サービスへのチャージが還元なし・海外事務手数料アップなど改悪が相次ぐ 新サービス「楽天カードプリぺ」に期待

ここのところ改悪が続くクレカですが、楽天カードも例外ではありません。

むしろ、楽天カードが積極的に改悪をしている印象でもあります。

今回は、楽天カードの改悪(一部朗報も)を紹介しましょう。

(3/1より)還元率がダウンする利用先が増加

還元率がダウンする利用先

≪画像元:楽天カード

楽天カードは100円利用ごとに1ポイント貯まるカードですが、一部利用先では還元率が異なります。

2025年3月1日より、還元率が異なる利用先が増加します。

一部の電気料金(auでんき、ソフトバンクでんき、ENEOSでんき、スマ電、HTBエナジーなど)は、500円ごとに1ポイントです。

一部のガス料金(ENEOS都市ガス、エネクル、東海ガス、ミツウロコガスなど)も、500円ごとに1ポイントです。

ポイ活勢にとって最も大ダメージなのは、「決済サービスへのチャージ分」でしょう。

B/43、ANA Pay、JAL Pay、TOYOTA WALLET、SAPICA、MIXI M、ビットキャッシュ、IDARE、バンドルカードといった決済サービスのチャージ分について、還元されなくなるのですから。

Visa・Mastercardは海外利用時の還元率が半減

Visa・Mastercardは海外利用時の還元率が半減

≪画像元:楽天カード

1人で異なる国際ブランドを持てる楽天カード、海外旅行で重宝している方も多いのではないでしょうか。

そんな楽天カードですが、Visa・Mastercardブランドを海外で利用する際の還元率が、

2025年3月1日より 100円 → 1ポイントから、200円 → 1ポイントに半減

します。

JCBとアメックスには特に変更がないようです。

海外のお店で決済する分はもちろん、海外の事業者またはその関連会社が日本国内で行うインターネット上の取引の対象となる利用先も含まれます。

具体的には、Uber Eats、SHEIN、Google(アプリ内課金も含む)、PayPal、Spotifyなどです。

(3/1より)海外事務手数料が2.2% → 3.63%に改悪

海外事務手数料の変更

≪画像元:楽天カード

海外でクレジットカードを利用する際には、為替レートはもちろん、カードの海外事務手数料もチェックしなければなりません。

楽天カードの海外事務手数料は、国際ブランドにかかわらず現在2.2%です。

2025年3月1日より、これが国際ブランドにかかわらず3.63%に改悪となります。

上述の海外利用時における還元率悪化と相まって、楽天カードを海外で使いにくくなりますね。

(4/1より)再発行手数料が有料化

再発行手数料が有料化

≪画像元:楽天カード

現在、楽天カードが紛失、盗難、破損、磁気不良などになって再発行しても、手数料はかかりません。

しかし、カード発行費用の高騰や郵送コストの上昇もあり、2025年4月1日より1,100円の再発行手数料が発生します。

ただし、楽天ブラックカード、楽天プレミアムカード、楽天ゴールドカードは対象外です(家族カードも含む)。

また、楽天ビジネスカード、楽天銀行カード、改姓・改名による作り直しなどの場合も手数料は徴収されません。

(1月より)「プライオリティ・パス」が改悪

「プライオリティ・パス」の改悪

≪画像元:楽天カード

2025年1月より、楽天カードのプライオリティ・パスが変更されます。

まず1月15日より、会員証がカードからアプリに変更されます。

また、利用回数や利用金額に変更があり、楽天プレミアムカードは年間5回という無料利用回数が設定されます。

同伴者などの利用金額についても、これまでは3,300円でしたが、35米ドルに変更されます。

さらに2025年1月2日より、利用できる施設がラウンジのみになります。


「楽天カードプレミアムプログラム」の提供開始

楽天カードプレミアムプログラム

≪画像元:楽天カード

ここまでは暗いニュースですが、「楽天カードプレミアムプログラム」の提供開始という明るいニュースもあります。

楽天カードユーザーには、これまでも楽天証券でのクレカ積立で還元、SPUなどでの高還元がありました。

今後は、楽天カードの利用代金を楽天銀行から引き落とすことで、楽天銀行の普通預金金利がアップします。

通常は年0.12%のところ、ゴールドは年0.13%、プレミアムは年0.14%、ブラックは年0.18%になるのです。


「楽天カードプリぺ」誕生!

楽天カードプリぺ

≪画像元:楽天カード

以前「楽天バーチャルプリペイドカード」というカードがありましたが、6月3日で新規購入が、7月1日でサービス自体が終了しました。

その後継カードとして、「楽天カードプリぺ」が誕生しました。

国際ブランドはMastercardで、楽天カード本会員1人につき本人用を3枚、家族用を5枚まで発行できます(プラスチックカードは発行されない)。

楽天カードからのチャージ200円につき1ポイント貯まりますが、カード利用でポイントは貯まりません

チャージ上限は1枚につき5万円/日・月で、楽天バーチャルプリペイドカードとは異なり、同じカード番号に繰り返しチャージできます。

カード情報の登録の手間が省けるのがいいですね。


(1/15より)「楽天カード ドラゴンボールDAIMAデザイン」の申込受付・発行を開始

楽天カード ドラゴンボールDAIMAデザイン

≪画像元:楽天カード

アニメ放送中の「ドラゴンボールDAIMA」、楽天カードからドラゴンボールDAIMAデザインのクレカが登場します。

2025年1月15日に申込受付・発行を開始します。

国際ブランドがVisaのみな点とデザイン以外は、通常の楽天カードと変わりません。

この楽天カードを7枚集めても、神龍は出てきませんのであしからず。

「楽天カードプリぺ」は希望の光となるか

還元率の悪化は、特にJAL Pay、ANA Payを使っているポイ活勢には痛恨の一撃かもしれません。

そんな中、一筋の光明が楽天カードプリぺかもしれません。

チャージで0.5%還元、その先をいろいろ考えればポイント多重取りができるかもしれませんね。

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