株式会社palanは、VRとARを組み合わせ開発した次世代ECプラットフォーム「WebXRコマース」において、購入や出店および運用の検証するためのテスト空間に「palanショップ」を開設したことを発表しました。
「palanショップ」とは?
今回開設された「palanショップ」は、「WebXRコマース」のテスト空間にpalan社が開設した店舗で、”タンブラー”や”オリジナルTシャツ”、”湯のみ”といった、palanのかわいいキャラクター入りグッズをワンストップで購入することができます。
palanショップの購入体験イメージ
▼PCでの購入体験イメージ
▼スマホでの購入体験イメージ
Webサイト:WebXRコマース
「WebXRコマース」について
「WebXRコマース」は、VRとARを組み合わせた次世代ECプラットフォームで、その特徴は
”だれでも出展者として簡単にブラウザでVR店舗を作成することができる”
だけでなく、
”同時に購入者としてもワンストップで購入することができる”
という点です。
ユーザーは
・アプリ不要の簡単操作でVR店舗を回遊できる
・気になる商品はARで自分の部屋などに試し置きしてサイズを確認できる
・そのまま購入することができる
ため、コロナ禍においても安心して商品をリモートで購入することができるサービスとなっています。
WebXRコマースの特徴
バーチャルを生かした空間デザイン
WebXRコマースでは従来の”店舗の360度画像を撮影する”という手法ではなく、『店舗のイメージ画像を3Dモデルで作成する』という手法でVR店舗を作成します。
そのため、実店舗を持たない事業者でもVR店舗が持てるだけでなく、現実世界では難しい自由な世界観の表現のVR店舗を作成することができるので、『ブランドのコンセプトやストーリーをVR体験を通して訴求できる新たなECサイト』となっています。
3Dアイテムの生成技術
palan社が独自開発した特許申請中の技術により、1枚の画像から簡易的な3Dモデル作成が可能となっています。
この技術を活用することで、”サイズを指定することで実寸大の3Dデータ”が作成できるため、『大量の3Dデータを短時間で用意することが可能』となり、昨今Eコマースで注目されている「ARでの試し置き体験」の導入へのハードルが引き下げられています。
ウェルネット社の決済システムと連携
「WebXRコマース」の最大の特徴である”ARで商品の試しおきから購入・決済までがワンストップで完了”を安心・安全に完了するため、決済面では決済大手のウェルネット社の決済システムと連携しています。
<出店者の操作イメージ>
今後の展開
palan社では今回の検証において、「WebXRコマース」が”実際に商品を手元に届けられる”ことだけでなく、『XRでものを買う楽しみ』や『出店する際の訴求ポイント』などを確認し、さらなる価値向上を目指しています。
「WebXRコマース」が、実店舗を持たない事業者でもオリジナルのVR店舗を作成することができる、新しいECプラットフォームとして成長することで、ウィズコロナ・アフターコロナにおいても、人々のライフスタイルの変化に適応した店舗を低コストで出店することを実現したいとしています。
まとめ
WebVR・AR開発を行うpalan社が、同社の展開するVRとARを組み合わせ開発した次世代ECプラットフォーム「WebXRコマース」の価値向上を目指し、購入や出店および運用の検証をするため、テスト空間に「palanショップ」を開設したことを発表しました。
事前出店者登録も募集しています。
出口の見えないコロナ禍ですが、お家時間が増えたことで、私たちの購入行動は変化をし続けています。
そんな近い未来の購入行動の一端を感じるニュースですね。
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