先週行われたSteam Dev DaysでValveがSteamで360°動画をハイクオリティで視聴できるテクノロジーを開発していることを明らかにした。
現在、ストリーミングビデオスペシャリストのPixvana、Akamaiと協力し、8K-10Kのクオリティが1080pでも使用できる360ビデオストリーミングビデオシステムを制作中だ。
Pixvanaのテクノロジーはアダプティブビットレートを使い、ユーザーの視線の先だけを高画質にする。
逆に視線を向けてないところのビデオクオリティは下がる。
これがPixvanaが開発している10Kを1080pで見れる方法で、ValveだけではなくFacebookなどの他の企業もVR注目している技術だ。
システムは「Field of View Adaptive Streaming」の略で「FOVAS」と呼ばれている。
2週間前にPixvanaがテクノロジーのプレビューをSteamにリリースしたので、このテクノロジーがどのようなものかが確認できるようだ。
Pixvana technology preview URL: http://store.steampowered.com/app/534690/
レビューによれば、視線を向けた先の画像クオリティが突然変わるので、少し違和感があるが、画質のクオリティが格段にアップするとのことだ。
しかし、アプリはモノクロスコーピック(片目だけの画像)なため、VRに必要な現実感に欠け、ピクセルも少ない。
現在の問題点である、画質変更をスムーズに早くできるようになれば、Steamでこのテクノロジーが使えるようになる日も近いかもしれない。
Steam Dev Daysではこのサービスがオンラインで配信されるのか、プレス情報などの詳しい情報は明らかになってなっていなかった。
参照元サイト名:roadtovr
URL: http://www.roadtovr.com/steam-to-get-high-quality-adaptive-360-video-streaming/
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