「VR Inside –Contents Bank」とはなんだろうか?そんな声もあったので改めてご説明。
Contents Bank提供の背景?
VR元年と呼ばれる今年、多くの企業がVRコンテンツを大量に投下し始めている。ただ中には「VRとしての価値や酔いの問題などをクリアーできてない!」品質に問題があるものが多く存在する実態は否めない状況である。VRコンテンツはまだまだ一般的に広がりをみせていないが、一般的に広がる際にコンテンツ品質が低いものを最初に体験する事で、VRコンテンツの一般認知の妨げにもなる可能性が高いと思われる。VRInsideはメディアという中立の立場から、正当にVRコンテンツ実態を評価し届ける事で、VRコンテンツを提供する様々なビジネスサイドへ有益な情報を提供し、VR市場に提供されるVRコンテンツの品質向上へのバックアップになればいいと考え開始する事にしました。
先週の「ContentsBank 」一気読み!
Raw Date (ロウデータ) 総合評価:A
リリース初月で売り上げ1億円を達成したFPSアクションゲーム“Raw Date”
VRゲームの可能性を秘めた無双型FPS。リリース初日にSteamランキングトップ1を獲得した人気の秘密とは。
City VR (シティ ブイアール) 総合評価:C
リアルな触覚があればなおよし。巨大化した視点から街を観察できるシミュレーション”City VR”
ビューイングできるコンテンツは珍しくないが「巨大化して観察」という点は、今後の事業展開に活かせるであろう要素が詰まっている。
The Body VR (ザ ボディ ブイアール) 総合評価:C
人間の体内に入り込む体験で、医療・教育シーンへの影響も期待できる”The Body VR”
体内に入り込むという体験をVRにて可能にした、医療のみならず教育シーンへの影響も期待できるコンテンツ
Blue Effect VR (ブルー エフェクト ブイアール) 総合評価:B
暗闇と照明要素を加えることで体験が1段階進化したシューティング”Blue Effect VR”
暗闇の演出、照明と武器を兼ねた武器がユニークなダークFPS
Gun Sight (ガンサイト) 総合評価:C
三人称視点でのVRコンテンツは没入感が低め。課題を提示する”Gun Sight”
従来のゲームスタイルとして確立している三人称視点のコンテンツ。VRゲームとして、意味合いをどのように見出すのかが今の課題だ。
Paradise Island VR (パラダイス アイランド ブイアール) 総合評価:D
できる行動が少なくインタラクション低め。南国でハーレム体験ができるシミュレーション”Paradise Island VR”
パラダイス感薄し、アクションを増やしVRコンテンツとして成立させることが課題
Asteroid Blaster VR (アステロイド ブラスター ブイアール) 総合評価:B
リアリティとゲーム性のどちらを取るか?課題と可能性を持ったVRシューティング”Asteroid Blaster VR”
宇宙空間から無重力感をオミットすることで3D酔いはしないものの没入感の薄いVRシューティング。どちらを取るかが今後の課題。
今週は最高評価がA、最低評価がD。これからも正当な目線で何にも屈しずレビューして参ります。
Copyright ©2016 VR Inside All Rights Reserved.