MyDreamという会社が開発しているVRデスクトップシミュレーターLightVRが来週Steamで配信開始になる。
VRデスクトップシミュレーターはVirtual Desktop、Bigscreen、Envelop、そして近日公開予定のWindows Holographicとすでにたくさんアプリがマーケットに出回っており、今もっとも競争率の高いVRコンテンツの一つとなっている。
それぞれマーケットを生き抜くために、Bigscreenにはソーシャルインテグレーション、Envelopには360°デスクトップのエンクロージングデザインなど、様々なフィーチャーがついている。
今回発売されるLightVRの特徴はただスクリーンが浮かぶだけではなく、現実世界のオフィスをバーチャルスペースの中に作ることができることだ。
上の画像のように、部屋の中にイスと机、さらにフロアタイルまでが再現されており、実際にオフィスの中にいるような気分になれる。
Bigscreenにも何種類かの違う環境の中に入れる機能があるが、部屋の設定を変えることはできなかった。
これに対して、LightVRではViveコントローラーを使ってVR内に新しいアイテムを出したり、または動かしたりと、部屋を完全にカスタマイズすることができる。
さらに、Steam Workshopサポートもついているため、ユーザーが作ったアイテムをこのシステムに取り入れることもできる。
そして、LightVR最大の特徴は”blended reality”というカメラインテグレーションが使えることだ。
HTC VIveを使ったことがある人ならわかると思うが、HTC Viveはフロントについているカメラの映像をデベロッパーにつなげて見ることができる。
LightVRではそれを頭を下に向けるだけで行うことができ、タイピングの際に自分の手元が見ることができるようなっている。
これができることによって、バーチャルデスクトップの問題であったタイピング時に手元が確認できなくなる問題が解決した。
ちなみに、Envelopでも同じような機能が近日追加される予定だ。
LightVRはまだ初期段階のアプリで、販売した後もたくさんのアップデートを予定しており、そのうち一つで、カスタマイズした部屋をいくつか保存することができる機能がつく。
たとえば、一つの部屋をゲーム用として大きなTVスクリーンを置いて、ポスターを張ったりしてデコレートしたものを保存して、もう一つの部屋はシンプルなデスクトップと植物だけのオフィスなどにすることもできる。
さらに、Steam Workshopでのコミュニティが開始されれば、より多くのオプションも期待できる。
LightVRはSteamのアーリーアクセスで来週$13.99で配信開始予定だ。
初回二週間は$6.99のセールが実施される。
LightVRの詳細はこちら
http://www.lightvr.co/product-matrix
参照元サイト名:uploadvr
URL: http://uploadvr.com/lightvr-personalized-virtual-office-space-desktop/
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