株式会社エイチ・アイ・エス(以下、H.I.S.)は、旅マエと旅ナカでのギャップを事前に埋めることで満足度向上を図るために、関東地区の一部専門店を除いた営業所全店にVRを導入、第一弾として、ハワイの24ホテルの設備や客室をカテゴリー別で確認できるコンテンツを導入することを発表した。
関東地区営業所全店にVR導入
H.I.S.では利便性向上と旅のワクワク・ドキドキを体験してもらうため、2015年より一部店舗にてVRを試験的に導入していたが、海外旅行を取り扱う関東地区全店舗への導入は今回が初だ。
既に導入済の営業所では、ハワイ、イタリア、スペインの観光地やホテルのコンテンツなどを導入しており、接客時に疑似体験してもらうことで、オプショナルツアーの追加手配や、ホテルの部屋カテゴリーの確認に活用していた。
部屋カテゴリーの確認においては、予約時に想像していた部屋の雰囲気や眺望が、実際滞在してみる際との相違の幅を少なくすることが可能となっており、VR技術による疑似体験が営業面にも役立つ結果となっている。
今回、関東地区営業所全店に導入するにあたり、人気のこのコンテンツからスタートするとのことだ。
概要
開始日:2018年2月1日より
導入店舗:関東地区営業所全店(一部専門店除く127店舗)
映像コンテンツ:H.I.S.オリジナル
使用するナーブ社のVRシステムは、閲覧している画面を、PCないしiPadで共有することも可能なため、H.I.S.担当者も同じ画面を見ながら説明することが可能。
また、同端末を複数使用することで、1人が見ている内容と同じ方向を、同端末を見る人にも共有ができる。
カウンターにて据え置き時にはデジタルサイネージとして映像を表示することも可能。
端末「CREWL(クルール)」は、固定バンドがないため髪型がくずれず、眼鏡を掛けたまま閲覧可能。
また、機器に不慣れな人でも簡単に利用でき、若年層やシニア層など、様々な層に楽しんでもらうことができる。
H.I.S.では引き続き、最新技術を活用することで、旅をより具体的に提示し、新たな旅の提案に繋がればと考えているとのことだ。
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