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VR MMORPG『OrbusVR』が12月に早期アクセスを開始


VR初のMMORPGタイトルOrbusVR

VRで遊べるMMORPG


VRゲームのジャンルとして主流となっているのはシューティングやアクションアドベンチャーといったジャンルであり、一人称視点の没入感を活かした作品が多数作られている。その一方で、RPGはまだVRゲームには少ないジャンルだ。RPGの要素を持ったゲームはあるが、本格的なタイトルは少ない状態となっている。


オンラインでのマルチプレイに対応するゲームでも、人気があるのは協力・対戦が可能なFPSやスポーツゲームだ。PC用ゲームとして人気のMMORPGは、VRには欠けている。


その空席を狙うVRデバイスで初めてのMMORPG『OrbusVR』が12月にSteamで早期アクセスを開始する予定だ。


OrbusVR



クラウドファンディング


OrbusVRは、今年3月にクラウドファンディングサイトKickstarterで開発資金を集めることに成功したVRゲームだ。VRで開発されるFPSやホラーアドベンチャーといったジャンルの作品は多いが、OrbusVRは貴重なRPG、それもMMORPGである。


VRで初めてのMMORPGという珍しいジャンルでありながらクラウドファンディングの目標金額が約110万円(1万ドル)と控えめだったこともあり、4時間で目標金額を達成、24時間後には目標金額の200%に到達するという成果を上げている。


その後もキャンペーン期間が残っていたため、最終的には目標金額の3倍を超える約380万円を集めることに成功した。


アルファテスト


クラウドファンディングで資金を集めた後は開発が進められ、支援者やデベロッパーのみがプレイ可能なクローズドアルファテストが行われた。クローズドアルファテストには延べ186人が参加し、合計プレイ時間は488時間に上ったという。


少なくとも400人を超える支援者がアルファテストへの参加権を獲得できる金額の支援を行っているが、実際にプレイしたユーザはその半数以下だったようだ。


その後、7月の末には誰でも参加可能なオープンアルファテストも実施されている。こちらは60時間限定ながら、アカウントを作成することで誰でも参加可能だった。


ベータテスト


アルファテストの終了後にはクローズドベータテストが行われている。Kickstarterでの支援者の他に公式サイトから同様のアクセス権を購入したユーザも参加可能なテスト期間だ。


早期アクセスに向けて現在もベータテストは続いており、11月15日からは様々な調整が行われたクローズドベータテストの第4期が行われている。


RPGの世界


OrbusVRのスクリーンショット


OrbusVRでは、RPGらしいファンタジックな世界観と成長要素の豊富なシステムを楽しめる。マルチプレイが魅力のMMORPGではあるが、一人で楽しめるメインクエストや寄り道となるサブクエストがきちんと用意されているという。


20時間超えのボリューム


OrbusVRは6人の開発者からなる小規模なチームによって開発されているが、メインクエストだけでも20時間楽しめるほどのボリュームがあるという。


キャラクターのレベル上限も現在は20まで拡張されており、サブクエストやマルチプレイ推奨の高難易度ダンジョン、アイテムクラフトなどを行えばプレイ時間はさらに伸びるだろう。


ボスのいるダンジョンと広大なマップ


RPGの冒険者が挑むダンジョンは、主なものが4つ用意されているという。プレイヤーは、最大5人のパーティを組んで攻略に挑戦することが可能だ。


各ダンジョンにはそれぞれ異なる敵キャラクターやボスが配置されている。


ダンジョン以外にも、9つのゾーンがある広大なマップを冒険できる。その広さは10平方キロメートルとされており、高レベルの野生モンスターがいるエリアやPVPをしかけることが許されている危険なエリアもある。


職業選択


ロールプレイングゲームだけあって、プレイヤーがキャラクターの職業を選ぶことができる。4種類の戦闘職(レンジャー、銃使い、戦士、ルーンメイジ)の他に錬金術師や鍛冶師を目指すこともでき、釣りで魚を集めるプレイも可能だ。


自分でダンジョンに潜って素材を集めて武具を作ることもできるが、他プレイヤーとの取引を使って装備を購入することもできる。材料と引き換えにアイテムを作成するような生産プレイをするのも良いだろう。


コミュニケーション機能


一般のMMORPGにあるようなコミュニケーションのための機能も用意されている。


近くにいるプレイヤーとのボイスチャットはもちろん、宛先のプレイヤーだけに見えるプライベートメッセージの送信やフレンド登録機能もある。こうした機能を使ってプレイヤー同士のやり取りを行えば、よりOrbusVRの世界を楽しむことができるだろう。


 


現在クローズドベータテスト中のOrbusVRは、12月15日(日本時間では16日)にSteamで早期アクセス版のリリースを予定している。まだストアページからの予約購入はできないが、価格は4,400円程度(40ドル)の見込みだ。


OrbusVRはHTC ViveとOculus Riftに加えて、Windows MRヘッドセットでのプレイにも正式に対応するとされている。


 


参照元サイト:Steam

参照元サイト:Road To VR


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