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スマートフォンを使ってVR/AR/MRも体験できるFreefly FF3ヘッドセットが資金を募集中



VR体験が可能なVRデバイスとしてはHTC ViveやOculus RiftといったPCベースのヘッドセットの他に、Gear VR、Daydream Viewといったスマートフォンを使うモバイルVRヘッドセットがある。


Proteus Labsも、そうしたモバイルVRデバイスを開発する企業の一つだ。これまでにFreefly VR(もしくはFreefly VR Classic/Original)と呼ばれるAndroid専用のモデルや、iPhoneにも対応したFreefly VR beyondと呼ばれるモデルを販売している。


このProteus Labsが、VRだけでなくAR/MRにも対応するという新しいヘッドセットFreefly FF3の開発資金をCrowd Cubeで集めている。


これまでのFreefly VR


Freefly VR The Classic

第一世代のモデルでも視野角は120度と広い


Freefly VR(Classic/Original)


ブランド名がそのまま製品名となったFreefly VR(後継機のbeyondと区別する場合にはclassicやoriginalとも呼ばれている)は4.7インチから6.1インチまでのサイズのAndroidスマートフォンに対応しており、VRプラットフォームとしてはGoogle Cardboardに対応する。価格は39.99ドル(4,500円)と控えめながら、視野角120度とPCベースの一般的なヘッドセット以上に視野が広いのが特徴だ。


また、初期のモバイルVRヘッドセットには珍しく標準でBluetoothリモコンが付属する。最近ではDaydream ViewやGear VR(2017年春以降のモデル)にもリモコンが用意されているので、慧眼だったと言えるだろう。


ユーザの顔に触れる部分には柔らかなフェイクレザー素材のパッドが使用されており、キャリーケースも付属するなど使いやすさにこだわった製品だった。


現在は公式販売している地域がアメリカのみになっているらしい。アメリカ向けのサイトでは販売されているが、日本を含む「その他地域」向けのページでは後述のFreefly VR beyondしか扱われていない。


Freefly VR beyond


beyondの名の通り、Freefly VRを越える製品として開発されたモデルだ。基本機能はFreefly VRを継承しているが、大きな変更点としてiPhoneに対応していることが挙げられる。


モバイルVRで最大級の視野角120度や快適性の高いクッション素材といった特徴も同様だが、Freefly VRにあったBluetoothリモコンとキャリーケースはなくなってしまった。


代わりに、本体下部の左右にトリガーが搭載された。リモコンの代わりにトリガーを使用することで、ゲームパッドを接続しなくてもヘッドセット単体でVRゲームが遊べるようになっている。


現在は39.99ドルで価格も旧Freefly VRと同じになっているため、iPhoneを使うことがあるかどうか(iPhoneに対応するのは新モデルのみ)とBluetoothリモコン・キャリーケースが欲しいかどうかが選択のポイントになるだろう。


旧Freefly VRはアメリカ以外の地域に向けて販売されていないようなので、在庫分が無くなればbeyondのみになる予定なのかもしれない。


Freefly VR FF3



Freefly VR、Freefly VR beyondといったモバイルVRヘッドセットを開発してきたProteus VR Labsの開発する新製品がFreefly VR FF3だ。


まだクラウドファンディング中で詳細は公表されていないが、VRのみに対応していた過去の2製品とは異なりARとMRにも対応するとされている。


VR/AR/MRへの対応


VR専用デバイスの場合、着用中のユーザは外を見ることができなくなるのが普通だ。だが、Freefly VR FF3はAR/MRに対応するため、スマートフォンのカメラ部分を覆わないデザインとなっている。


さらにサイド部分は可変式になっており、AR/MRモードではパーツをスライドさせることで180度の視野が実現されるという。VRモードで使うときにはスライドさせたパーツを元に戻すことで、同社が手がけた過去のVRヘッドセットと同じ120度の視野角でVR映像を視聴できる。


 


Freefly VR FF3はCrowd Cubeで資金を集めている段階で、どういったスペックになるのかは不明だ。また、現時点では対応スマートフォンについてもはっきりしていない。AR/MRへの対応を謳っていることからiPhone(ARKit)やAndroid(ARCore)に対応するのではないかと思われるが、公式な情報は出ていない。


残りの期間は22日で、目標金額は22万ポンド(3,340万円)とのことだ。現時点で35,220ポンド(535万円)が集まっている。


 


参照元サイト名:Wareable

URL:https://www.wareable.com/vr/freefly-ff3-vr-ar-mr-headset-5114


参照元サイト名:Crowd Cube

URL:https://www.crowdcube.com/companies/proteus-vr-labs-ltd/pitches/b2dRwl#


参照元サイト名:Freefly VR

URL:https://freeflyvr.com


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