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ARでサメと触れ合うことができる飼育ゲーム「shARk」が登場



先日アップルよりiOS 11が正式リリースされ、同社のARプラットフォームであるARKitが利用可能になった。


これによって、普及率の高いiOSデバイスで高性能なAR機能が使用できるようになり、様々なARアプリが登場することが予測される。


そのうちの一つに、ARでペットを飼育できるアプリがあり、モバイルARでペットを飼ったり、触れ合うことができるARアプリが複数登場している。


Curioscope社が開発する飼育系ARアプリ「shARk」は、モバイルARでサメを飼育できるというユニークなアプリだ。


「shARk」について


モバイルARでサメを飼育


「shARk」では、プレイヤーはARで実物大のサメを飼うことができるが、デフォルトで使用できるのは「カリフォルニアドチザメ」という小型のサメになる。


サメはAR表示されるので、時と場所を選ばずどこでもAR表示することが可能で、エサを与えたりサメと触れ合ったりすることができる。


また、ゲーム中の様子は動画にしてシェアすることも可能で、海の中や空、山の中にリアルなサメのアニメーションを表示できる。



アプリ開発の経緯


本アプリの開発スタジオであるCuriscope社は教育的VR/ARコンテンツを制作しているスタジオで、同社は2016年に「Great White Sharks」という、ホオジロザメと泳ぐ360度動画をリリースしており、同社によるとこの動画は2,400万回以上の再生回数を記録しているという。


Curiscope社のCEO兼共同設立者であるEd Barton氏は「Great White Sharks」に続くタイトルとしてモバイルARを用いるのが適切だと考えたとのことで、次のように述べている。


ARでも(「Great White Sharks」と)同じようなことをやろうと考えました。ARKitによって、ハイエンドの位置技術が(iOSデバイスという)1億台以上普及しているデバイスで利用できるようになりました。Curiscopeにとってこれは最適なことで、我々が生きる世界への関心を喚起し、疑問を持ったり、つながっていると感じてほしいのです。

フリーダウンロード可能、アプリ内課金も


「shARk」は無料でダウンロードが可能で、iOS11をインストールしたiPhone/iPadに対応している。


本アプリはアプリ内課金によってホホジロザメをアンロックすることも可能だ。ホホジロザメとは映画「ジョーズ」に登場した悪名高い巨大ザメだ。


「Operation Apex」について


また、Curiscope社は海洋世界をテーマにしたVRゲームである「Operation Apex」も開発している。



VRでサメと泳げるVRアドベンチャー


「Operation Apex」はCuriscopeとHTCのVive Studioの協力で製作されているアドベンチャーゲームだ。


プレイヤーはバーチャル空間でサメと一緒に泳いだり、海洋生物を観察することなどができる。


VRで海洋生物と触れ合う


自然界の外ではめったに体験することのできない、自然体の海の生き物の生活を間近で見ることが可能で、プレイヤーは海中の様々な生物とのインタラクションが可能とのことだ。


どのようなインタラクションが可能なのかは詳しくは明らかになっていないが、プレイヤーの存在に気付いて逃げ出す、もしくは近づいてくる、襲われそうになるなど、今までの海をテーマにしたVRコンテンツとは違い、よりリアルな潜水体験が期待できる。



HTC Vive対応コンテンツか


対応機種については特に言及されていないが、Vive Studiosと協力で制作されているため、HTC Vive対応となるはずだ。リリース予定日は2017年末となっている。


VR/ARでペット飼育を体験できるアプリ


VR/ARでペット飼育ができるアプリは複数リリースされている。忙しくてペットの世話を見ることができない人や、もしくは住んでいる家がペット禁止で飼うことができない場合、飼育系ゲームで手軽にペット飼育を体験できる。


VRやARであれば、バーチャルのペットの存在感をよりリアルに感じることができる。


「CurioPets」


モバイルARを用いたペット飼育シミュレーター「CurioPets」は、ゲーム内のペットをARによって現実世界に表示するので、本物の動物を飼うような感覚でプレイすることができる。



「ポケモンGO」のようなロケーションベースのARゲームで、現実世界にペットの姿を重ね合わせて、ミニゲームで遊んだり、ペットに餌を与えたりなど、実際のペット飼育に近いゲームを体験することができる。


「CurioPets」は今後も様々な機能を追加する予定で、たとえばプレイヤー同士でギルドを作ってテリトリー争いするという、「ポケモンGO」のジムバトルのような機能も登場する予定だ。


「RoVR」



現在、Kickstarterにて資金調達を行なっている「RoVR」は、VRで犬と触れ合うことができるゲームだ。


プレイヤーはヘッドセットを装着して、バーチャル空間の室内やドッグランで犬と遊んだり、お風呂に入れたりすることができる。


頭や顎をなでたり、お腹を触ったりといった直接的なコミュニケーションが取れることはもちろん、餌やおやつをあげる、お風呂に入れるといった動作も用意されている。


登場する犬はとても賢く、実際の犬がそうであるようにプレイヤーの行動から学んで成長する。AIがプレイヤーの振る舞いに応じて学習するので、本物の犬と同様にしつけを行うことができる。


参照元:VRFocus Head Beneath The Waves As ShARk Surfaces From Curiscope


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