株式会社ワン・トゥー・テン・ホールディングス(本社:京都市、東京オフィス:品川区、代表:澤邊芳明、以下 ワントゥーテン)のグループ企業である株式会社ワン・トゥー・テン・ドライブ(同、代表:梅田亮、以下 1→10drive)は、自社製品としてIoTを開発するプロジェクト「1→10drive 試作室」(Prototyping Project)の新プロダクトとして新たに2つのゲームを制作したと発表した。
GOD BREATH YOU
「神の息吹で、イカダに乗った遭難者を島まで導く」協力型脱出VRゲームである。
遭難者(VR装着して視界を伝えるプレイヤー)と、神様(ブロワーで風を送り、船の向きを変えるプレイヤー)に分かれ、お互いに協力しながら、遭難者を乗せたイカダをゴールまで送り届けるという内容。
行く手を阻む障害物を避けて、時間内に攻略を目指せ!
「VRをみんなで楽しめないか」という想いから考案したのが、このGOD BREATH YOU。VR装着者と、コントローラー操縦者が分かれることによって、全く新しいVR体験ができるようになったということだ。
さらに、コントローラーが通常のゲームのようなボタンではなく、「イカダを風で動かす」という今までにないリアルな体験にすることで、一味違ったVRゲームが完成したとのことだ。
メイシタイセン 〜Business Card Battle〜
自分の持っている名刺を使ってドラゴンを呼び出し、バトルすることができるオリジナルゲームである。
名刺に書かれた名前・役職・会社名・住所などの文字情報によってドラゴンの属性や強さが変化するとのことだ。
「カードありき」のカードゲームではなく、自ら強いカードを見つけていく、新感覚のゲームとなっている。
体験者は専用筐体に名刺を置き、ボタンを押すだけ。
自分と取引先の名刺で対戦させて遊んだり、これまで集めた名刺をスキャンして遊んだりと名刺を使った新しい遊びを体験できるということだ。
将来的には、名刺だけでなく家庭にあるショップカードや学校のプリントなどの様々な文字を読み取ってモンスターを召喚し、「お父さんの名刺と僕のキャラターカードで対戦」のような遊びができる新しい玩具を目指して開発を進めているとのことだ。
両コンテンツ共に、2017年5月20日(土)、21日(日)に開催される日本最大級のインディペンデントゲームイベント「A 5th Of BitSummit」にてお披露目される。
※また同時に、ワントゥーテンからは、ボーン入り人体 3Dモデルを自動生成する高速スキャンシステム「ANATOMe」を使用して自分が格闘ゲームのキャラクターとしてバトルできる「ファイティングアナトミー」を出展するとのことだ。
開催概要
名称:A 5th Of BitSummit(フィフス オブ ビットサミット)
日程:2017年5月20日(土)・21日(日)
時間:10:00 ~ 17:00
会場:京都市勧業館「みやこめっせ」1階 第2展示場
webサイト:http://bitsummit.org/2017/
1→10driveについて
2015年設立。「Brand Prototyping Company」を理念に掲げ、モノやサービスにおけるプロトタイプ開発から商品化までを手掛けている。
現状はAIとIoTを事業領域の軸にしつつ、新たなテクノロジーは積極的に取り入れる体制で開発にあたっている。
開発においては、企業と協調し、ブランド価値を根本からつくり込んだプロトタイプを開発し、次世代に残る商品ブランド/サービスブランドとなることを常に目指している。
Webサイト:http://www.1-10.com/drive/
参照元:ニュースリリース
A 5th Of BitSummitとは?
京都で行われる日本最大級のインディペンデントゲームの祭典である。
前回の「BitSummit 4th」では6,435人の来場者、生放送では世界で約45万近くの視聴者数となり、大きな盛り上がりを見せていた。
個性あふれるゲームを世界に向けて発信し、また会場では、クリエイターとの交流を経て、より自分たちのゲームを面白くすることができるイベントとなっている。
過去の「A 5th Of BitSummit」に関する記事
インディーズゲームの祭典「A 5th Of BitSummit」に『STIFLED VR』などPSVR4タイトルが登場するPlayStation®ブースが出展
5月20日(土)、21日(日)に京都・みやこめっせで開催されるインディーズゲームの祭典「A 5th Of BitSummit (フィフス オブ ビットサミット)」に、PlayStation®ブースを協賛出展されることがPS BLOGにて発表されたという記事。
過去の「VRゲーム」に関する記事
VRのトラッキングを活かした?VRだからできるバカゲーや奇妙すぎる奇ゲーなどを紹介した記事。
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