Rubyで日本語を含むスクリプトでエラーが起こるときの解決方法について解説します。
Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事をまずご覧ください。
なお本記事は、TechAcademyのWebアプリケーションオンラインブートキャンプの内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
日本語を含むスクリプトでエラーが起こるときの解決方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
日本語を含むRubyスクリプトでエラーが起こる原因
コンピューターでは文字を扱う時、その文字をコンピューターが認識できるように、文字と値の対応表があります。これを文字コードと呼びます。
この文字コードも複数ありますので、どの文字コードを採用しているかで表現できなかったりもします。
Rubyの場合は2.0からエンコーディングがutf-8となったために、utf-8でないもので文字を書いたRubyスクリプトを渡された時に、エラーが発生することとなるのです。
エラーの回避方法
まず、エラーの原因は文字コードがutf-8でないからでありますのでRubyの文字コードを書く時はutf-8を指定することで回避できます。
エディタで保存する時は必ずutf-8で保存するようにしましょう。
Ruby1.9以前の場合だとRubyスクリプトファイルの先頭に、# coding: utf-8 と書いておくことをお勧めします。
エラーが発生したときの解決方法
次はエラーが発生してしまった時のことです。こちらはコマンドにオプションを付ければOKです。
$ ruby -Ku xxxxxx.rb
このように-Ku のオプションを付け加えることによって、そのファイルの文字コードをutf-8として認識することができるのです。
筆者プロフィール
町田 耕 学生時代は会計学専攻。塾講師勤務を経て、企業のCFOとして会社経営に携わる。 会社経営から一線を退いた後、インフラエンジニアの妻の勧めでプログラミングを 独学で始め、プログラミングセミナーなど転々としながら、開発案件に携わるようになる。 現在、フリーランスとして活動しながらテックアカデミーのメンターも勤めている。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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