仮想化基盤上に全業務システムを集約統合するための「気象庁情報システム基盤」は、2020年に当社が構築して以降、順次、業務システムの移行が開始されており、このほど、大規模な中枢システムである、気象観測データの収集、計算、配信を担う「アメダス」、防災気象情報を国内の行政機関や報道機関などに配信するネットワークである「アデス」、および高潮や津波などに関するリアルタイムな情報配信を担う「潮位データ総合処理システム」を全面移行しました。
気象庁様は、仮想化基盤へのシステム移行により運用負荷やコストの削減、システム開発スピードの向上を実現するとともに、防災や減災に向けたデータ利活用を加速させ、気象予測の精度向上など、気象業務をより強化していく予定です。
当社は、本システムを通じて、気象庁様における国民の安全や日常生活に不可欠な防災気象情報の正確かつ迅速な提供や一層の業務効率化に貢献していきます。
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概要: 富士通株式会社
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