本ソフトウェアは、既存の内視鏡機器に接続することで、内視鏡検査時に撮影される画像から内視鏡検査中にAIで病変が疑われる部位を自動検知し、病変の検出を支援します。
大腸がんは日本国内で最も罹患者数が多いがん(注1)であり、欧州域内でも2番目に患者数が多いがん(注2)と言われています。大腸がんは前がん病変(大腸腫瘍性ポリープ)から発生することが明らかになっており、ポリープの段階で内視鏡検査時に見つけ出し摘除することで、大腸がんへの進行を抑制することができます。しかし、ポリープは内視鏡医の肉眼で見つける必要があり、サイズが小さい、形状が認識しにくいなどの場合は発見が難しく、約24%(注3)が見逃されており、発見が遅れる原因となっています。
この課題解決に貢献するため、NECは2016年から国立研究開発法人国立がん研究センター(注4)と連携し、1万病変以上の内視鏡画像を専門医の所見と併せてAIに学習させ、病変が疑われる部位を自動検知するソフトウェアを開発しました(注5)。開発にあたってはNECのAI技術群「NEC the WISE」(注6)及び米国国立標準技術研究所(NIST)において高い評価(注7)を獲得している顔認証技術を応用しました。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
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概要:日本電気株式会社(NEC)
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