株式会社ふくおかフィナンシャルグループの子会社である株式会社みんなの銀行(以下、みんなの銀行)と、株式会社大和証券グループ本社の子会社である株式会社大和コネクト証券(以下、大和コネクト証券)は、6月22日付けで「金融を活用した価値共創にかかる基本合意書」を締結。
デジタルバンクとスマートフォン専業証券の相性の良さを活かした多面的なサービス連携の検討を開始することを発表した。
大和コネクト証券とみんなの銀行が多面的なサービス連携の協議を開始
大和コネクト証券は、「ひらけ、投資。」をコンセプトに、若年層や投資初心者の方でも手軽に投資を始められる喜び、そして始めた投資を5年・10年と継続していく楽しみを提供し、ユーザーの未来へつながる資産形成の手伝いが出来るサービスをスマートフォン専業証券として提供。
一方みんなの銀行は、国内初のデジタルバンクとして「みんなに価値あるつながりを。」をミッションに掲げ、デジタルで「銀行」そのものを”Re-Design(再デザイン)・Re-Define(再定義)”することを志している。
この度、両社が「金融を活用した価値共創にかかる基本合意書」を締結し、サービス連携の検討を開始した。
今回締結された基本合意では、銀行代理業の活用を視野に、
●みんなの銀行のBaaS事業の一環として、大和コネクト証券が提供するサービスの中に金融機能・サービスを組み込む検討
●金融サービスのプロバイダー同士として手を組むことで、みんなの銀行のBaaS事業における外部パートナーへの提供価値向上(3社間連携)の検討
●みんなの銀行のB2C事業における「資産を増やす・備える」ための資産運用サービス提供の検討
上記3つの部分について、協業の可能性を協議していくそうだ。
その結果、多面的なサービス連携の実現によって大和コネクト証券のユーザーにとっては銀行口座とのシームレスな連携による利便性向上が図られ、みんなの銀行のユーザーにとっては銀行アプリを通じて資産運用サービスの利用が可能となる等、双方の顧客にとって相乗効果がもたらす価値あるサービス提供が実現すると考えていることも説明。
連携内容の詳細等については、今後改めてお知らせするとのコメントしている。
ビジネス上でお互いのサービスや技術の強みを活かし、新たな価値あるサービスの提供や双方の顧客へのさらなる価値をもたらす協業は、合併等とはまた違ったメリットがある企業間の協力体制の構築方法だ。
今回のみんなの銀行と大和コネクト証券の連携内容については、今後発表予定となっている。
大和コネクト証券:https://www.connect-sec.co.jp/
みんなの銀行:https://www.minna-no-ginko.com/
The post 「大和コネクト証券×みんなの銀行」合意書を締結し多面的なサービス連携について協議を開始 first appeared on 電脳反響定位(エコーロケーション).