ビジネスチャーター便は、利用者の希望したスケジュール・航路でフライトしてくれる航空サービスだ。
航空大学校卒業生により設立したマイクロジェット株式会社(MCJ)は、約2年間の国土交通省との調整を経て、2023年10月10日よりプライベートジェットチャーターサービスの営業を開始したことを発表した。
ビジネスジェットによる移動をより身近に!マイクロジェット株式会社が営業開始
マイクロジェットとは
マイクロジェット株式会社(MCJ)は、小型ジェット機を使ったビジネスジェット事業を目指す航空ベンチャー企業。
2023年8月3日に航空運送事業許可(東空事第 30号)を取得し、小型ジェット機(Cessna Citation Mustang)を用いたプライベートジェットチャーターサービスを、2023年10月10日より日本国内より営業開始。
国内ほぼ全ての空港へカスタマイズ可能なフライトが可能であり、法人の移動をはじめ、個人の利用者の特別な旅行をサポートすると説明している。
MCJは、世界的にビジネス航空の需要は年々大きくなってきているものの、日本は先進国の中でもっとも普及が遅れているそうだ。
ジェット機を使った移動をより身近にするべく、時代の一翼を担える企業にとなるよう励んでいると説明している。
世界最小ジェット機を使用した利用しやすいビジネスジェットチャーターサービス
欧米との市場格差の大きいビジネスジェット事業に焦点を当て、2021年より準備を進めていたMCJ。
会長を務める西久保愼一(元スカイマーク社長)氏より資金提供・経営指導を受け、2023年10月10日に航空運送事業の認可を受けるに至ったと説明し、営業を開始したことを発表した。
サービス内容は世界で最も小さなジェット機である「C510 ムスタング」を使うことで低コストを実現し、利用しやすい料金でプライベートジェット機のチャーターが可能。国内チャーター輸送や遊覧飛行に利用することが可能。
乗客は4名までとなっており、飛行範囲は現状日本国内のみとなっている。
時間を気にせず目的地に一直線で移動出来る点は出張の概念を大きく変える。新たな移動手段によって新たなビジネススタイルを実現することになるだろうと、マイクロジェットは説明している。
法人様による利用は法人向け登録を行い、各法人の都合に応じてフレキシブルに対応するそう。登録後は電話・SMS・メール等で予約し、直接空港まで行くことで利用出来る。
一方個人の利用は提携代理店を通して予約することで利用可能。代理店については以下を確認するか、直接MCJへ問い合わせを行って欲しい。
●提携代理店
・JALビジネスアビエーション
・SKY TREK(スカイトレック)
・ARI Air(アリラ)
・Air X(エアーエックス)
事業詳細
使用機材:セスナ社 サイテーションC510 Mustang(乗客4名)
業務内容:国内チャーター輸送、遊覧飛行
飛行範囲:日本国内
利用料金:ホームページに掲載
マイクロジェット公式HP:https://mcjet.jp