oalsが提供する飲食店向け自動発注システム「HANZO 自動発注」が、清修庵の運営する「清修庵」全店14店舗(別業態2店舗を除く)に導入されることが発表されました。先行利用店舗では、これまで1時間程度かかっていた発注業務が10分に短縮されるという効果が確認されています。
清修庵では、従来、食材の発注に関して売上や出数の分析を行った上で、発注担当者の勘と経験を踏まえて発注数量を算出していました。このため、発注業務は属人的な作業となり、担当者の業務負荷が大きいことが課題となっていました。また、複数の店舗を管理する担当者においても、出店場所によって異なる販売傾向、天候、イベント特性などの指標を考慮する手間が発生していました。
「HANZO 自動発注」の導入により、これらの課題が解決されることが期待されています。このシステムは、売上予測をもとに適切な食材の発注量を算出し、自動で発注システムに連携する仕組みです。天候や直近の注文傾向なども考慮することで、発注時間の短縮やミスの防止、食材不足や過剰在庫の防止に貢献します。
先行利用店舗では、1日につき1時間程度かかっていた発注業務が10分に短縮された他、発注業務を行ったことがない店舗スタッフにも発注内容の確認を依頼することが可能になりました。今後、全店に展開することで、業務の統一化が進み、店舗および複数店舗を管理する担当者の業務負担が軽減されることが期待されています。効率化された時間は、人材育成や接客サービスの向上への取り組みに活用される予定です。
「HANZO 自動発注」は、天候に左右される売上増減や直近の注文傾向を加味した売上予測を店舗ごとにAIが行い、適切な食材の発注量を算出して自動で発注システムに連携します。これにより、発注時間の短縮のほか、発注ミスや精度のばらつきによる食材不足(品切れ)や過剰在庫を防止し、心理的負担や食材ロスの軽減にも貢献します。
清修庵の全店舗への導入により、業務負担が大幅に軽減され、従業員の働きやすい環境が整うことが期待されています。
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