ゲストハウス型婚礼施設「ララシャンス」は、セーフィー株式会社が提供するクラウドカメラを導入し、業務の革新を図りました。この取り組みは、防犯だけでなく、業務効率化やサービス向上、人材教育といった幅広い分野での活用を目指しています。セーフィーのクラウドカメラは、その高い利便性と使いやすいUI/UXによって、スタッフがどこからでもPCやスマホで映像を確認できることから、高い評価を受けています。
導入の背景には、以前のシステムにおける高い故障交換費用やトラブルの発生がありました。セーフィーに切り替えた結果、カメラの設置台数が増加し、現在登録されているカメラは16台に及びます。これにより、ララシャンス内の重要なスポットをカバーし、防犯やお客様の荷物の管理が行いやすくなりました。
防犯面では、特に出入管理や個人情報を扱うフロント、金庫周辺の監視が強化され、お客様との荷物管理における齟齬などのトラブルも早期に解決されています。式場内ではご祝儀などの重要な金銭の取り扱いについても、映像の確認を通じ、迅速かつ客観的な確認が可能になっています。
また、カメラ映像は店舗やエリアの責任者、式の担当プランナーがいつでも確認できるため、式の進行状況を把握しやすくなっています。これにより、式の進行を補助するだけでなく、リアルタイムで必要なアクションを取ることも容易になり、結果的に業務の効率化にも貢献しています。例えば、式におけるスタッフの動きやお客様の反応を俯瞰的に確認することで、スムーズなオペレーションを実現しています。
人材育成においても映像の活用が進んでいます。スタッフは、自らの動きと他のスタッフのパフォーマンスを映像で振り返ることで、改善点を探し、次のステップへとつなげることができるのです。特に商談シーンの映像を振り返ることで、成功例を参考にし、新たなスキルを身につける機会が増えています。
ララシャンスのエリア総支配人、三角聖也氏は「セーフィーの導入後は式場間や敷地内での移動の回数を減らし、補助や見守りを手厚くできるようになりました。映像を振り返ることで、より効率的なサービスを提供でき、スタッフ間のコミュニケーションを深化させることが可能になった」と語っています。
この取り組みは、ゲストハウス型婚礼施設における新たなモデルケースとなることが期待され、今後の業務の進展が注目されます。
【関連リンク】
セーフィー株式会社
https://safie.jp/
執筆:DXマガジン編集部