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医療現場で広がる“AIアシスト”──指示書作成の時間を大幅短縮


在宅医療の需要が高まる中、医師の書類作成業務は増える一方です。特に毎月作成が必要な「訪問看護指示書」は、膨大な時間と労力を消費し、医療従事者の大きな負担となっていました。しかし、この度、AIの力でその負担を根本から解消する画期的な新機能が登場。一体どのように医療現場の働き方を変えるのでしょうか?

医師を悩ませる書類作成をAIが支援

NTTプレシジョンメディシンが提供する在宅医療向け電子カルテ「movacal.net」に、AI-DataScienceが開発したAI機能を連携した新サービス「訪看指示書AI支援オプション」が、2025年8月1日より提供開始されました。

この新機能の最大の特長は、AIが電子カルテに記載された患者情報や過去の指示書の内容を参照し、訪問看護指示書の「病状・治療状態」欄の文章を半自動で生成することです。これにより、医師はAIが作成した文章を確認・修正するだけで、指示書を完成させることができます。

開発にあたっては、臨床現場のニーズを深く汲み取り、医師の杉浦立尚氏が監修。現場のリアルな声が反映されたことで、各医療機関や医師の記載スタイルに合わせた精度の高い文章生成を実現しました。

この機能は、これまで手作業で多くの時間を要していた業務を劇的に効率化し、医師がより患者と向き合う時間を作り出すことを可能にします。今後、訪問看護指示書以外の医療文書への応用も視野に入れており、医療現場全体の業務効率化に貢献していくことが期待されます。

詳しくはNTTプレシジョンメディシンまで。
レポート/DXマガジン編集部 海道

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