博多屋台がついにデジタル時代へ。2024年7月に始動した「屋台DXプロジェクト」では、LINE公式アカウント×生成AIチャット×IoT電球で利用者数4万人超、機能利用回数21万8,000回突破!新感覚の屋台体験を徹底レポートします。
博多屋台がLINEで一変!現場に寄り添った2大イノベーション
福岡市とLINEヤフーコミュニケーションズが共働で立ち上げた本プロジェクトは、観光資源である屋台を誰でも気軽に楽しめるようにする狙いで2024年7月にスタートしました。
1つめのイノベーションは、博多弁でパーソナライズされたおすすめ屋台を提案する生成AIチャットボット「AIおいちゃん」です。利用者の好みに合わせて最適な屋台を紹介し、登録から案内までをLINEだけで完結させることで、登録者は43,000人を突破しました。
2つめは、IoT電球を用いた屋台の営業状況可視化です。青=営業中、赤=準備中と色で一目瞭然に伝え、訪日客や地元住民の回遊を促進。複雑な操作は不要で、屋台の新たな“スマート看板”として好評を得ています。
これらの取り組みは、日本DX大賞2025地域DX部門で「優秀賞」を受賞。審査員からは、LINEを活用した迅速実装力と、現場目線のシンプルな仕組み、遊び心あるUIが高く評価されました。
詳しくは「LINEヤフーコミュニケーションズ株式会社」まで。
レポート/DXマガジン編集部 海道