「役所に電話しても、いつも繋がらない…」──そんな不満を一掃!板橋区は10月から戸籍住民課の電話・チャット対応を24時間365日自動化。さらに8月には“ごみ分別AI”の生成Botで区民問い合わせを即レスポンス化し、自治体DXの最前線を切り拓きます。
区役所DX、AIで「待ち時間ゼロ」の実現へ
株式会社トゥモロー・ネットは7月9日、板橋区と連携し、自社AIプラットフォーム「CAT.AI」を導入すると発表しました。ポイントは2つです。
1. 電話&チャット一体「CAT.AI CX-Bot」
10月運用開始予定の戸籍住民課向けサービスでは、音声通話とチャットを同時サポートするCX-Botを採用。平均200件超/日の問い合わせに対応し、口頭説明の聞き逃しを防ぐチャット表示でユーザー体験を大幅向上。職員は窓口業務に専念でき、応答率100%を目指します。
2. “ごみ分別”AI生成Bot「CAT.AI GEN-Bot」
2025年8月から公式HPで実証実験を開始。区のサイト掲載情報を元に、区民のごみ・リサイクル問い合わせに自動応答するGEN-Botを稼働させます。検索時間を90%短縮し、正確で親しみやすい回答を瞬時に提供。Web問い合わせのDX化を先導します。
この取り組みは、全国自治体のモデルケースとなる行政DX事例です。AIで「待ち時間ゼロ」「検索ゼロ」を実現し、区民サービスの質を根底から刷新。トゥモロー・ネットは今後も、公共分野のDXを支え、誰もが使いやすい行政サービスを追求します。
詳しくは「株式会社トゥモロー・ネット」まで。
レポート/DXマガジン編集部 海道