2025年6月、noteの会員数がついに1000万人を突破しました。この節目は、同社がリリースから8年経過したタイミングで達成されたものであり、2017年には500万人を超えたことから、わずか3年でその数が倍増しました。興味深いことに、noteは会員登録をしなくても記事を閲覧できるサービスであり、月間アクティブユーザー数(MAU)は7359万にのぼることが掲載されています。このような成長の背景には、多様な発信者が集まり、情報を互いに共有し合う環境が整っていることがあります。特に近年は、個人から企業や自治体に至るまで、さまざまな利用者がnoteを通じて発信を行っています。

noteが成長を遂げる中で、同プラットフォームが単なるSNSとしてではなく、重要な情報発信のインフラとして機能していることが挙げられます。企業や教育機関、自治体がそれぞれの目的でnoteを利用しており、特に公的機関の新規アカウント開設は前年に比べ4.4倍、教育機関では6.4倍にも達しています。
これにより、学校では生徒の活動記録や探究学習の発表に、自治体では住民とのコミュニケーションの強化に役立っています。さらに、企業のアカウントも増加し、商品紹介だけにとどまらず、その企業の文化や社会的課題への取り組みを発信する場としても重宝されています。
noteはこの成長を通じて、クリエイターが自由に表現し、読者とのコミュニケーションを深める「インターネット上の街」としての役割を果たしています。これからのnoteの進化にも注目です。新しい機能やキャンペーンが展開される中で、さらなる成長と発展が期待されています。
詳しくは「note株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松