大阪・関西万博で「90分待ちの列」ができる異例のパビリオンが登場しました。その名も「TECH WORLDパビリオン」。最先端テクノロジーと舞台芸術が融合する空間は、“未来の鼓動”を体感できると話題に。来場者の心を打つ理由とは?
人気沸騰!「テクノロジー×芸術」の新体験
2025年4月、大阪・関西万博で正式オープンした「TECH WORLDパビリオン」。開幕からわずか数週間で来場者は4万人超。最長90分待ちの行列ができるなど、圧倒的な人気を誇っています。
このパビリオンが特異なのは、AI・ロボット・没入型演出といった最新テックだけでなく、文化・芸術との“融合”を前面に打ち出している点です。
中でも注目は、4つのテーマ劇場。560本のロボットアームが舞う「ライフ劇場」、香りや音で自然と共鳴する「ネイチャー劇場」、生成AIで描く未来ストーリー「フューチャー劇場」、そして観客と連動する「群蝶共舞」やスマートブレスレットによる体験拡張など、“五感で感じる未来”が演出されています。
オープニングでは、台湾の現代舞踊団「雲門舞集」が鼓動とともに生命の力を表現し、テクノロジーと人間の調和を象徴的に示しました。
来場者からは「最先端技術の裏に温もりがある」「心拍数から行動を提案してくれるのが新鮮」など感嘆の声が寄せられ、日本を訪れた海外関係者からも「グローバルサプライチェーンの未来を感じた」との声も。
8月8日には、人気劇団「舞鈴劇場」による大規模公演も予定されており、今後の盛り上がりはさらに加速しそうです。
詳しくは「玉山デジタルテック株式会社」まで。
レポート/DXマガジン編集部 海道